選択肢

「王手」と呼ばれる20代最後の夏を間近に、先日東京で、少し長い間滞在することがあった。

徳島に引っ越したからか、急に東京が遠く感じたのもあり、休みをとって友人と会い、「日常」を体験する時間を作った。

朝のラッシュにのってみる、馴染みの店に行ってみる、東京にしかない芸術鑑賞をしてみる。
想像通りに、知らない間に、知らないスピードで街が変わっていっていた。

ただ、今回の旅でダメージを受けたのは「友人たちの環境」が一番変わっているという現実だった。

結婚や、妊娠、友人が母親として奮闘する姿。
なんなら、友人が抱えている「ママ友ヒエラルキー」の悩みなんぞきいたときには、一瞬、鳥肌がたったくらいだ。

そんな友人たちの「Next Stage」を知る度に、選択肢の多さを思い知る。それは、普段、見ないようにしている選択肢。

新しい役職について3ヶ月、まだまだ荒削りだけども少し板に付いてきたその仕事を完成させる義務が自分にある。
そういい聞かせて、見ないようにしている「3年先の未来」

自分はどこにむかってるのだろう。