平左衛門Cafe｜ハナ✳︎まる

昨日は、雨降りだったから…ドライブに出掛けました。古民家が大好きな私。訪ねたのは、新潟県上越市の山奥の集落。

手桶の中に浮かべられたお花。そんなささやかな事もまた、心が華やぎました。

磨かれた床、古材と漆喰の美しさ。私は１人「うわぁ〜…」って呟いてばかり。

明り取りは、まるで、十三夜の様な形。

店内は、他のお客様がおらず、贅沢にも貸し切り。「お好きなお席をどうぞ」と言われて…上がった２階もまた、素敵。

我が家と同じ様に、座敷と奥座敷が繋がっていて、あぁ…こんな風にお着物を飾るのも素敵だなぁと思いました。

庭には、茅葺きの東屋があって、お席もありました。

天と地を繋ぐ銀の糸の様な雨が、時には、雨音をたて、時には、ひそやかに。何かに大きく包み込まれる様な感覚になって、心がゆるゆるとほどけました。

頂いたのは、温かい甘酒と甘酒が入ったチーズケーキ。柿のピューレがアクセント。BGMは、スタジオジブリ作品のビアノ曲と雨音。素敵な時間。