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初めてコーチングを受けたとき

前回、コーチングに出会った経緯を書きました。
その続きとして、初めてコーチングを受けた時のことを書きます。

初めてコーチングを受けたのは、現マイコーチに連絡してサンプルセッションをお願いした時のこと。どんな話をしたかは記憶がないけれど、その時は少し緊張していて、かつ居心地が悪かった記憶があります。
コーチがどんな人か、コーチングがどんなものかわからないまま、「『なんとなくモヤモヤしていて不快だから』なんていう感覚的な理由でコーチングを受けたい思っているのがバレてしまったら、何も考えてない人って思われてしまいそう」と思っていたのです。その時の私は「自分を小さく見られないようにしよう」モードに入っており、居心地の悪さは勝手に自分で作っていたものでした。

話は少しズレますが、この「自分を小さく見られないようにモード」は社会人2〜3年目に強化されたように思います。初めて会ったちょっと偉い人に、出会って10分も経たず2〜3言交わしたくらいで「君、何も考えてないね」と言われたことがきっかけです。
当時の私は先々のことを考えるよりも目の前の仕事を頑張ることに精一杯だったので、「偉い人には何か見透かされてしまうもの」と受け止めたのです。今思えば上司にはそんな能力ある訳もないし、自分の発言のインパクトを考えていない方が"何も考えていない"と思うのですが…

結局、その居心地の悪さがあっても、私はマイコーチにコーチングをお願いすることにしました。「なんとなくのモヤモヤ」を解消する術を自分で見つけられる気がしなかったし、マイコーチが会社員時代にハードワークも経験していそうな同じ匂いのする女性だった、というのが主な理由です。ここも結局感覚的な理由だったりするのですが、同時に「自分のことを認めてもらいたい」という願いもあったように思います。

その後、私は導入セッションでも「自分を小さく見られないようにしよう」モードを装着しながらコーチングに臨むことになります。今思えば、そのモードで生きていることがモヤつきの一因かもしれないし、このモードに入る私を根気強くコーチングして伴走してくれたマイコーチはやっぱりスゴいなぁと思います。

ここにたどり着いてくださった方は、どんなモードでこれを読んでいるでしょうか。そのモードでは、どんな居心地がするのでしょうか。どんな景色が見えているでしょうか。
それに気づくことができるのも、コーチングの面白さのひとつだと思います。

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