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p.1 知らないどうしたらいいAIのこと

AIとの新しい関係

AI(人工知能)はあなたが思うより身近な存在になっています。

それは、なんとなく感じているけれど・・
・AIのことをあまり知らない
・AI社会になって職を失うのが怖い
・お子さまにAIについて質問されて困っている

そんな悩みや不安を解消するための記事となっています。

ですから、すでにAIについて専門的知識があるAI技術者です。またはそれを目指しています。という方にとっては物足りないかもしれません。

今後、日本もAIは誰もが使うツールになります。
数年前までは理系や技術者がAIの世界を牽引していましたが、現在はその状況が大きく変わり、誰もがAIを気軽に使えるようになりました。
その結果
AIを作る。ではなく、どう使いこなすか。
が大きな課題になりました。

といわれても、難しそう・・
自分は文系だし苦手分野かも・・

と、なんとなく距離を置いていませんか?

実は私も、理系ではありませんし統計や数理的なことに詳しいわけではありません。
どちらかというと文系AI人材になりたいと思っています。
そこで、専門用語をなるべく使わず
難しい数理的なことには触れず
できるだけわかりやすく説明します。
どうぞ、心を楽にして読み進めてください。

ぜひ、一緒にAI人材になるためのスキルを身につけましょう。

※この記事の参考文献:野口竜司氏著「文系AI人材になる」

野口竜司氏Twitter(@noguryu)

そもそも「AI」ってなに

AIとは・・

誤解を恐れず平易にいいかえるならば、「これまで人間にしかできなかった知的な行為(認識、推論、言語運用、創造など)を、どのような手順(アルゴリズム)とどのようなデータ(事前情報や知識)を準備すれば、それを機械的に実行できるか」を研究する分野である。

引用:Wikipedia

ざっくりというと
人間によく似た知能(人工知能)を、様々な分野で応用するために研究開発している技術。

と、言えるでしょうか。


基本的な3つの定義

わかりやすいように
「アイ」という名前の人型ロボットに例えて説明します。

1.あなたの前に「アイ」という人型ロボットがあります。

2.アイはいま「お箸の使い方」について学習しています。
その際に、研究者が「食べる」という意味をプログラムしました。
そうすることにより「お箸を使って食べる」という作業ができるようになりました。

3.熱心な研究者の努力により、アイは脳の神経回路(ニューロン)によく似た学習方法を行えるようになりました。それにより「お箸」を見ただけで「お箸は食べるときに使う」と認識することができます。

1.「アイ」は広い意味のAI
2.「お箸の使い方は」機械学習
3.お箸を見ただけで「食べるときに使う」と認識するのが
   ディープラーニング

この基本的な3つの定義があることを理解しておきましょう。

機械学習は多くの場合、人間による定義付けが必要なのですが
ディープラーニングは人間のサポートがなくても、マシンそのものが高い精度で学習することができるという点に大きな違いがあります。

また、ディープラーニングの開発により、眼・耳・口・身体の機能の一部を担える可能性も高くなっています。
AIは機械学習がメインで、ディープラーニングは、その機械学習の中枢であるといえます。

AI失職に備えていますか?

「失職」というと大げさに感じるかもしれませんが、残念ながら「AIによってなくなる仕事」があります。
また、AI失職は誰もが免れない現実でもあります。
しかし、たとえ仕事がなくなっても新しい時代で活躍できる仕事に転職すればいいのです。
そのために、まずAI失職する職業があることを受け入れて「AIと戦う」という立場ではなく「共働き」するという思考に変えていきましょう。

AIの参入で失職する職業トップ20

今後なくなると予測される職業をご紹介します。
自分の職種は大丈夫なのか。と心配になるかもしれませんが・・
今後は、自分が持つスキルや知識を使ってAIと共働きするために行動していくことのほうが重要かもしれません。

1.テレマーケター
2.不動産登記の審査・調査
3.手縫いによる仕立て
4.コンピューターを利用したデータの収集・加工・分析
5.保険業務
6.時計修理
7.貨物取扱人(荷さばき)
8.税務申告代行者(納税の調整・税務書類の作成)
9.フィルム写真の現像技術者
10.銀行の新規口座開設担当
11.図書館司書の補助員
12.キーパンチャー(データを入力する作業)
13.時計の組立・調整
14.保険金請求・保険契約代行
15.証券会社の一般事務
16.受注係
17.(住宅・教育・自動車ローンなどの)融資担当者
18.自動車保険鑑定人
19.スポーツの審判員
20.銀行の窓口

出典:新井紀子『AI vs.教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社)


AI参入でも失職しない職業がある

次はAIが参入しても
「従来通り人だけで仕事をする職業」をご紹介します。

以下は一例です

・管理業務
・クリエイティブ業務
・医者
・看護師
・介護士
・保育士
・営業

参考:野口竜司『文系AI人材になる』(東洋経済新報社)

AIを迎えて新時代が始まるということは、まったく新しいAI職が生まれるということです。
なぜなら、インターネットの普及によりIT関連職が急増したように、AI関連職が必ず登場すると予測されるからです。
今では、当たり前のようにIT関連職が細かく存在するように「AI関連の仕事をしています」という人が増えるのは必然だと思います。
危険なのは今の仕事に執着するあまり身動きが取れなくなった状態です。

もしあなたが、AI参入により漠然と抱える不安があるとしたら、まずはそこから一歩進んでみましょう。その一歩はAIを知ろうとすることです。
つまり、この記事を読んでくださっているあなたはすでにその第一歩を踏みだしています。


AIは得意なことが多いですが、不完全な部分もあるのでAIの不完全な部分を人間が補なってあげる必要があるのです。AIに振り回されず、AIを使いこなす側になりAI時代の人材としてステップアップしたいですね。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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