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定年って、現役引退なの??

第77号(2022年10月19日)
横井仁美さんからバトンを受け取りました、松井文男です。

約一年ぶりのぷろぴのひろばへの投稿です。
この一年の最大の変化はついに定年を迎えたことです。
私は一つの会社で定年を迎えましたが、転職をすれば、入社は何度も経験が出来ます。でも定年を経験するのは、誰も一度きりです。
たった一度の定年が、中小企業にとっては、残念ながら優先順位が低い。
どうしてか・・・
年によってばらつきはありますが、毎年、新入社員は新卒で10人くらい、中途でも多いときは同じくらい入ります。
それに対して、定年を迎えるのは、ひとりいるかいないかです。
優先順位が低いのわかりますよね。
定年まで残り半年になっても、会社からは何の説明もありません。
私の場合は、半年前にアクションを起こして、説明を聞くことが出来ました。なんと、定年の二か月前です。
これが中小企業の現実ではないでしょうか。

定年を迎えておもったことは。
中小企業の定年は60歳がまだ多いです。
ちなみに、定年が60歳になったのは、1986年に「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」が改正され、60歳定年が努力義務として定められました。
36年も前になります。
どうですか、36年前の60歳と今の60歳は同じだと思いますか?
2021年の日本人の平均寿命は 女性で87. 57歳 男性は81. 47歳、最新の健康寿命は、女性75. 38歳男性72. 68歳です。
36年前より相当に長くなっています。
実績や評価などが数字がベースになっている会社も、定年に関する数値のデータに関しては、知らぬ存ぜぬを決め込みます。
59歳から60歳になった瞬間から、おじいさん扱いです。
それに、給料は少なくなり、仕事も減ります。今まで意識もしなかった、同一労働同一賃金も登場です。
社会的にあなたは現役引退ですよと暗示をかけてきます。
でも、現実は気持ちも体も59歳と一切変わりません。
活躍をしたいという気持ちは変わってませんが、定年になったら、現役引退というアンコンシャス・バイアスが普通にあります。

私にとって、そんな組織の憂鬱を吹っ飛ばしてくれるのは、3rd PLACEの存在です。
キャリコン勉強会の延長線で3rd PLACEを知り、参加をして、3年になります。憎き新型コロナウィルスですが、唯一の功績がオンラインでの繋がりが普通になったことです。
3rd PLACEでのイベントや学習の機会がすべてオンラインに切り替わりました。それによってどうなったか??
移動がなくなったことで、圧倒的に参加がしやすくなった。
会社から帰って、パソコンをONするだけで、参加が出来ます。
それに、繋がりは全国へ。なかには、海外からの参加もありました。

3rd PLACEでの繋がりも、変化を迎えています。
出口が見えないコロナ渦の中で、社会はwithコロナへ大きくシフトをし、リアルな交流がやっと戻ってきました。
オンラインを経た、リアルな交流は変化を加速させる予感があります。
そして、さらに変化をさせるために、新たなコミュニティへの参加を決めました。
定年退職は、現役引退なのか?
暦年齢の60歳は現役引退の引導を渡されます。これが現実です。
しかし、人生100年時代の60歳はまだまだ現役引退ではありません。
それを実感する一番の機会は、コミュニティに参加をすることです。
コミュニティには、同年代の方が多く参加をされています。
どの方も本当にお元気です。
どうして、こんなにお元気なのか??
まったく、現役引退もされていません。
みなさん、これからの使命を明確にして、それに向かって常に変化をされています。
そうです。定年退職はリ・スタートです。
60歳を迎えて、自分のゴールはまだはっきりとみえてません。
それでも、少しは見えてきているものもあります。
一旦、雇用延長が終わる65歳までに、自分の使命であり、ゴールを決めると決意をしました。人生100年時代ですから。
雇用延長は給料や待遇は低くなりますが、それでも失業手当に比べると、金額は多く、期間も長くなります。改めて考えればありがたいことです。
コミュニティには、年齢に限らず刺激を受けるロールモデルの方が多く見えるので、雇用延長が終わるまで、多くを学ぶことが出来ます。
最後に同世代へのメッセージを。
少し視野や視座を変えるだけで新たなことが見えてくること多くあります。
飛び込む勇気があれば、3rd PLACEに出会えます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次回は大野駿介さんにバトンを渡します。
大野さんとは今回のバトンリレーで新たな繋がりとなりました。
大野さん、よろしくお願いします。

写真は地元金華山の岐阜城と満月のコラボです。

#My3rdPLACE #現役引退

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