太陽ノ塔は大阪を中心にカフェ・ケーキ屋さんを展開しているお店で、ご存知の方も多いのではないでしょうか？私も大学生時代には、カフェに友達と訪れ色々な話に花を咲かせていた思い出があります。

太陽ノ塔さんのお菓子は華やかで、カフェで出てくるケーキもとても素敵な演出がされていたのが印象的だった分、そのお菓子に込められていたストーリを知って、私は太陽ノ塔さんの印象ががらりと変わりました。

太陽ノ塔を経営されている広畑さんは、まだ大阪の中崎町が有名になる前からカフェをオープンされています。しかも20代のうちに独立され、「失敗してもなんとかなる！」と明るくお話されていたのが印象的でした。

そんな広畑さんが大切にされていることは「人の手で人の温かさを伝えること」。ひとつひとつ。丁寧に。素材にこだわりながら、食べてもらう人の幸せな瞬間に、太陽ノ塔のお菓子が存在していてほしい。そんな、想いから素敵なお菓子が生まれています。

手作りなので、量産はできないけれど、それを理解して、それでも手にとってくれる人の為に。頑張っている自分のごほうびとなる、ひとときの空間に太陽ノ塔のお菓子が存在しますように。そして、辛いことがあっても、明日もがんばろうという気持ちが少しでも生まれてくれれば・・・とおっしゃっていました。

広畑さん自身は、とてもはつらつとされていて、お話する度に元気を貰えるような素敵な方です。パワフルで熱い想いがあるからこそ、お菓子を通して私達にエールを届けてくれているんだなぁと実感します。