あなたにとって、辛いときに助けられた思い出はありますか？私は「本」でした。俗に言ういじられキャラな私は、その「いじり」がとても苦手で今思うと、それはいじめと同じだったのではないかなぁと思っています。そんなとき、助けてもらったのが「本」でした。

休み時間、本を読んでいると自分の世界に入れる。誰かに嫌なことを言われることもない。何よりも、本が好きな新しい友だちができました。

べーべのおやつを運営する菅尾さんにとって、まさにお菓子が、自分を救ってくれた存在だったそうです。子供のころ引っ越しを経験し、新しい環境でどこか居づらさを感じていた菅尾さん。その不安をかき消すように、お菓子作りに没頭し、そのお菓子を作る時間に救われたそうです。そして、作ったお菓子をお友達にプレゼントすると、とても喜んでもらえて、そこから新しい世界が広がったそうです。

そんな菅尾さんがお菓子づくりで大切にしていることは、

からだに優しいものを、あなたと。

素材にこだわって、ひとつ、ひとつ手作業でつくるお菓子には、明日が今日より元気でありますようにという願いが込められています。ぜひ、菅尾さんの人生を思い浮かべながら、そして自分の人生も振り返りながら、食べてみてほしいです。