はじめにカンナビノイドとは、マリファナやヘンプなどに含まれる成分であり、医療現場でも注目されています。その中でも、血圧に与える影響に着目した研究結果が色々と報告されています。本記事では、カンナビノイドが血圧にどのような影響を与えるのか、自身の研究結果を解説します。また、カンナビノイドを活用した血圧コントロールに向けた可能性や、今後の展望についても触れます。血圧に関心のある方や、カンナビノイドに興味のある方は必見です。

『グレープフルーツが食べたくて食べたくて…』
主治医にアムロジピン（降圧剤）を断薬できないか相談しました。毎日血圧を測り、少しでも血圧が上がったら薬を飲むという条件でお許しが出ました。動機は不順でしたが面白い結果となりましたので報告いたします。

2023年3月8日から5月27日までの12週間（81日）にわたり、カンナビノイド（CBD、CBN、CBG）を摂取した場合、血圧が低下するかどうか実験を行いました。使用した血圧計は低価格帯の家庭用であったため、計測回数は1回あたり3回の計測を行い平均値を算出しました。合計588回計測し、最高血圧109 mmHg、最低血圧74、脈拍数64（小数点以下四捨五入）の平均血圧を推定しました。

結果、私は降圧剤を服用する必要がない正常値の血圧でした。

今回の実験には、カンナビノイドを摂取する前の平均血圧値、カンナビノイドを摂取した際の平均血圧値、そして昼と夜の時間帯（昼（6時〜15時）と夜（15時〜00時））による血圧変動の３つの条件を設けました。

カンナビノイドを摂取する前の平均血圧値は、最高値115 mmHg、最低値78、脈拍数63でした。一方、摂取した際の平均血圧値は、最高値106 mmHg、最低値72、脈拍数65に低下しました。

時間帯による変動では、昼の平均血圧値は最高値116 mmHg、最低値78、脈拍数64でした。一方、夜の平均血圧値は、最高値107 mmHg、最低値73、脈拍数64でした（夜は血圧が下がりやすい傾向にあるのとカンナビノイドを使用している場合が多い）

また、昼の場合カンナビノイドの有無による差はほとんどみられませんでした。具体的にはカンナビノイド有りの場合は115/76/68、無しの場合は116/79/62でした。
しかし夜にカンナビノイドを取ると105/71/65に、カンナビノイドを摂取しない場合は115/78/68に上昇しました。

さらにカンナビノイドの種類ごとにみると、CBDは106/72/65、CBNは104/71/66、CBGは104/71/65となりました。

カンナビノイドを摂取する時はほとんどの場合CBD、CBN、CBGを同時に摂取していることが多いので単体での評価は期待できませんが、体感的には特にCBNが作用している気がしています。
下がりすぎても良くないのでカンナビノイドの量を調整することが最も大切です。
私の場合は他の疾患もあるので摂取量に関しては慎重に行なっています。

私が摂取していたアムロジピン（降圧剤）は末梢性浮腫（足のむくみなど）、頭痛、めまい、立ちくらみ、心不全、動悸、顔面の紅潮、歯肉増殖などの副作用があります。また冒頭でも述べた通りグレープフルーツなどに含まれているフラノクマリンは薬の作用を強めてしまうため同時に摂取してはいけません。

アムロジピンを服用していた時は意味のわからない頭痛に悩まされていましたが飲まなくなってからは頭痛がなくなりました。
また服用中は認知機能も下がり3桁の数字を3つ覚えることができませんでした。歳のせいかと思っていましたが飲まなくなってからは認知機能も戻りました。今回のデータ入力の際にもエクセルも使いこなすことが出来ています。以前は無理でした。使い方を思い出すことが出来ませんでした。
大好きなグレープフルーツも3年ぶりに食べることができ、とても幸せです。

血圧は上がりすぎても下がりすぎても認知症のリスクがあると思います。飲まなくても良い血圧なのに投与されている人も多くいます。
もし処方薬を減らしたいならまず自分の血圧を管理し主治医に直談判するのもひとつの手です。処方薬は長期服用すると身体の違うところに不調が出てきます。
また癌や認知症のリスクが上がり、内臓にも負担がかかります。若い時は良いですが晩年にそのツケはやってきます。
この際に減薬に挑戦されるのも良いかも知れません。
（減薬は主治医の指導のもと行なって下さい）

血圧はイライラしている時は必ず上がります。
（私は平均20くらい上がりました）
なのでストレスを溜めない事が大切です。
また深呼吸をすると血圧は下がります。ヨガの呼吸法で計測すると必ず下がりました。毎日計測しているからこそ見つけた発見でした。
深呼吸は今すぐ無料でできます。ぜひお試しあれ。