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眠ることが出来る幸せ(2024年2月2日の日記)

今日の午後はとにかく眠くてしょうがなかったので、お昼ごはんを食べたあとに4時間近く爆睡していました。
たまにはこういう日があっても良いかなと思います。

以前の会社員時代はまともに眠れる日がほとんどありませんでした。
眠り方が分からなくなっていた、という言い方のほうが正確かもしれません。
ずっと仕事のことを考え続け、気がついたら朝になっていた。フルニトラゼパムなどの睡眠導入剤を飲んでも眠れない。これが以前の生活でした。
今なら分かりますがまともな生活だったとはとても言えず、「よく今まで生き延びることができたな」というのが率直なところです。

今の収入はほぼバイトだけなのでその点では心許ないですが、ちゃんとご飯を食べることができて、ちゃんと眠ることが出来ます。
たったこれだけのことですが、この当たり前のことが当たり前にできる今がこれまでの人生で最も幸せです。
きっと、ご飯を食べて眠ることが出来るというだけで、私の幸せは9割くらい叶えられるものなのでしょう。

どれだけお金を稼いでもあの世には持っていけません。ならば、そこまであくせくと働く必要もないのかもしれません。
そもそも、日本人がここまで熱心に(あるいは過剰に)働くようになったのは、明治維新がきっかけだったはずです。
プロテスタントの労働倫理観が日本人の気質に合っていたのかもしれませんが、現代日本人の働き方はさすがに過剰すぎる気もします。

どんなに熱心に働いてお金を稼ぎ世の中に貢献しても、体や心を壊しては意味がありません。
汗水流して働くことが正しいという労働倫理観も、あくまで現代の主流であるというだけです。
この世界の真理というわけではなく、時代が違えば労働倫理観も変わるでしょう。

そんなことを言っている私もそのうち普通にまた働きだしているかもしれませんが、今この瞬間は自分に素直に生きていこうと思います。
皆様もお体には気をつけてお過ごしください。

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