ひとつの時代が終わるとき

しとしと雨が降っている。

寒い。厚めのパーカーを着てスカーフを巻く。

世間はゴールデンウィークでかなり長い連休だけれど、わたしはいつもと変わらず仕事に向かった。

電車は驚くほど人が少なくてゆっくり座ることができた。


今日、平成という時代がひとつ終わりを迎える。そして令和という新しい時代がやってくる。

ただいつもと変わらず流れる時間を時代という名で区切る。なにかの終わりは、過去に美しさを与えたり、なにかの始まりは未来をより力強く輝かせたりする。

そうやってわたし達は、想いや経験を整理するのかもしれない。


どこかに悲しみを感じた。寂しさなのかもしれない。

だけどなんとなく雨が優しくて。ふっと温かい気持ちになる。ほんのり悲しみも寂しさもそこに感じながら。

#スキマの読み物 #高松文恵

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高松 文恵

スキマの読み物

いそがしい日常のちょっとしたスキマに、息抜きに飲むコーヒーのような、読み物になりたい。
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