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戦いのリングからは降りる。のんびり私の世界を創ろう

布団からよいしょと起き上がる。仕事を辞めてゆっくり寝る時間ができたせいか、暖かくなってきたせいか、わたしの布団に対する執着心は最近ずいぶん薄くなってきたようだ。

マグカップに牛乳を半分くらいまで入れて、レンジで温める。ぴーっぴーっ!という音でレンジは、私にできたよと知らせてくれる。朝はだいたいホットミルク。熱くないくらいのぬるい温度がわたしは好き。ミルクを飲みながら外をぼんやりと眺める。今日は空に雲がないけれど、霞んでいてかなり白っぽい青空だ。


毎日文章を書くってなかなかできないなぁなんてことを、考えていた。わたしの頭の中にはいつも「書きたい」がどこかにある。それはきっと、いま自分が感じたことを残しておきたい、というもので。
「感じること」は、一瞬一瞬、湧き上がってはすっと流れていく。宝物のようなそれらが消えてしまう前に、カケラや匂いや何かしらの一部をそばに置いておきたいというわたしの我儘なんだと思う。


仕事を辞めてもう20日も過ぎた。毎日何してるの?と聞かれることがあるけど、日々生活しているとしか答えようがない。いそがしくもなく、暇でもない、そんな毎日を送っている。変わったことは、ほぼ毎日ご飯を作るようになったこと。ルームメイトと一緒の食事の時間はとても豊かで幸せな時間だ。部屋はいつもキレイで、洗濯をまめにするようになったこと。とても丁寧な生活だと思う。薬剤師として頑張っていたわたし自身にご褒美のような日々。


辞めてすぐの時は、転職活動を頑張るんだっ!と、かなり意気込んでいて、カタツムリくらいのペースでしか進めないわたしが、頑張って行動していた。よくモチベーションを保っていたものだ。振り返るとふっと笑えてくる。1週間くらいしかもたなかったけれど(笑)

生きにくい社会だな。
なんて余裕のない、余白のない、窮屈な社会なんだろう。
わたしは大きな何かに対して怒りやもどかしさ、悲しみを感じて戦闘態勢に入っていた。そしてすぐに力尽きた(笑)

わたしは、戦闘態勢の自分があまり好きではないのだ。居心地がよくない。戦うことは時に必要だし、ものすごいエネルギーを与えてくれるけど、すぐに疲れる(笑)

薬剤師としてのわたしは、たくさんの何かと戦っていた。医師のやり方、医療体制のあり方、会社の勤務体制、などなど。おかしい、間違っていると感じるものが多すぎた。簡単に変えられることではない。だから私が離れようと決めたのに。。。。

また戦っていた。笑えてくる。


わたしは私らしい働き方をしたい。幸せと悦びが循環するような仕事がしたい。きっと一生かけて探して創り上げていくのだろう。

カタツムリのペースで。


***

窓を開けると夏を匂わせる風が入ってきた。もう初夏に近づいている。大きく伸びをして身体の細胞に呼びかける。朝だよー。

さて。
ご飯は何を作ろうかな。あ、洗濯もしよう。

おだやかな1日が始まった。

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高松 文恵

スキマの読み物

いそがしい日常のちょっとしたスキマに、息抜きに飲むコーヒーのような、読み物になりたい。
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