自分をそのまま受け入れるということ。結局、わたしは私でしかない。

雨がしとしと降っている。雨は苦手だけれど、好きでもある。なんだか優しい感じがするから。気分良くいられない私を、それでもいいんじゃないの?とただ許してくれている、そんな感じがする。

もう6月になった。2018年も半分過ぎようとしている。

時間はわたしがどれだけお願いしたところで、流れを止めてはくれない。容赦なく明日を連れてくる。それが希望となるときもあれば、怖いときもあるもの。


かなり焦っていたんだと思う。

焦ってる自覚はあった。それでも今は頑張りどきなんだと自分に言い聞かせて、なんとか前に進んでいる実感が欲しかった。

無職になって2ヶ月が過ぎ、起業しようと決意したものの、なかなか思うように進められない。想いが強ければ強いほどうまく言葉にできなくて、どうやったら伝わるんだろうという迷路に迷い込んだ。とにかく、やってみよう。そんな風に何度も思い立ってみるけれど、心はどこかに重たい鎖で繋がれているようにズンとしていて。

銀行の残高は確実に減っていく。そろそろ新しい仕事も探さないと。

今住んでいる部屋の契約が今月で終わる。新しいところ探さないと。


完全にキャパオーバー。

私は一気にいろいろなことを処理できるタイプではないのに、勢いに任せて大きな変化を一度にまとめてしまう癖があって。

仕事を変える、起業する、家を引っ越す。どれもかなりの一大イベントなのだから、こんなのが重なったら、いっぱいいっぱいになるのはどう考えても当たり前なのに。

ドカンと大きな変化を起こして、すっきりして。だけど起こした変化が大きすぎて、ついていけなくなって時間と共に焦り、不安になって動けなくなる。


大きな一歩すすんで二、三歩さがる。

進んでるのか後退してるのか分からないような、進み方しかできない私。

そんな自分に、ホントに呆れて笑えて、そして泣けてくる。


自分のペースが大事だよって何度も何度も言われた。だけど、受け入れるのって難しくて。だって、どんどん行動してどんどん進んでいく人って羨ましいじゃない。そこは努力だと思っていたし。

抵抗して焦って、抵抗して焦って。でもどう頑張っても、どこまで抵抗しても、これがわたしのスピード。これがわたしの通常運転。


薬剤師を辞めるという大きい決断。起業するという大きい決断。今がわたしのタイミングだと腑に落ちていたから。わたしが大事にしていきたいこと、わたしのコアにもやっとたどり着いたと感じていたから。

だから、できると思ったんだ。波に乗ってスムーズに進めることが、きっとできるハズ。

だけどその裏側で何故か、それができなければ私が感じた「今がタイミング」が嘘になってしまうと信じていた。

巷でよく見かける、ホントウの自分でいたら数ヶ月でこんなに成功しました、みたいなよく分からない幻想を無意識に追いかけていたのかもしれない。

そんな実態のない何者でもない幻想に、真実をおいてしまって

何よりも大切にしたい、信じていたい「わたしが感じた私のタイミング」を否定しそうになっていた。


***

誰がなんと言おうと、わたしの決断はベストなもの

わたし自身がそれを信じていれば十分なのにね。

それがブレて疑いを持ち始めた時、わたしは自分の人生に絶望し始める。

分かっているのに。分かっているつもりなのに。私ってすぐ忘れてしまうから。

やっと違和感を感じる仕事を辞めることができて、やっとやりたいことが見えてきたとしても

どこまでいっても、私はわたしでしかなくて

わたしのペースは変わらなくて。


一歩進んで二、三歩退がるような

進んでるのか後退してるのか分からないような

そういう風にしかできないのが私。



***

情けないのか、呆れているのか

でも嬉しいのか、安心しているのか。涙がでる。

自分の不完全さを愛することが、自分の自信につながるのかもしれないね。


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高松 文恵

スキマの読み物

いそがしい日常のちょっとしたスキマに、息抜きに飲むコーヒーのような、読み物になりたい。
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