青空フミと性別のはなし

お久しぶりの投稿でいきなりセンシティブな内容になってしまい申し訳ありません。

フォロワーが1000人を超えたり、バーチャルモデルとして活動していきたいと思う過程で、どうしても性別の話しを避けることは出来ないと思い、私についていくつかお話したいと思いました。

◆青空フミの性別に関して

私は積極的に動画を上げていませんが、既に幾つかツイッターにアップしています。

ご覧の通り、ボイチェンです。現実の身体は男性です。

じゃあ、心は女性なのか?と聞かれると、現実は男性で、青空フミは女性として振る舞っていました。

ただし、これから知る人や、まだボイチェン動画の存在を知らない人にとって、青空フミは女性に見えていて、でも実際は男性で、それが露呈した時に仲良くしてくれた人や、ファンの方々に誤解されたり、迷惑を掛けてしまうのではないかと思い、この段階で公開することにしました。(下心が無く、あくまで女性として接していたとしても、現実の身体が男性で、異性であれば疑われてしまうかもしれないと思いました)

下にも書きますが、バーチャルと現実は遠いものだと思っていて、そもそも現実に結びつけたり、友達以上の関係を求めていません。

男性と明かした以上、普段の言動の受け取り方も変わってしまうと思いますが、本当に下心とかではなく純粋に「ステキだな」「カワイイな」と思って発言していて、仲良くなりたい、応援したいだけで想いを伝えています。

(それでも、やっぱり気分が悪くなってしまう方もいると思うので、無理せずブロックしてもらえればと思います)


◆青空フミの活動スタンスに関して

青空フミはARで現実世界で生きている用な写真を撮っていますが、現実世界のどこにも存在しない存在でもあります。

なので、現実の身体で青空フミとして誰かと出会ったり、現実の身体に結びついてしまう情報はできる限り伏せたいと思っています。(分かる人には分かってしまうツイートをしていましたが、今後は控えたいと思っています)

少なくとも、青空フミとして出会った皆さんと電子機器を通さずに青空フミとして会うことは無いです。

現実の私を知っている人と交友関係があったとしても、そこに青空フミはいません。

むしろ、現実の身体と切り離したくて青空フミは存在します。

実のところ最初のタイミングで「バ美肉おじさん」を自称したくなかったのは「でもおじさんなんでしょー?w」と現実を突きつけられるのが嫌だったからです。

個人的な感覚ですが、あくまで目の前で活動している女性の私を茶化されたくなくて伏せていました。

また、個人発ということもあって「実は出会い目的なんでしょ?」とか「ワンチャン狙ってるんでしょ?」みたいに見られるのも嫌です。

あくまでバーチャルはバーチャルとして切り離して考えています。

恋愛がしたくてバーチャル活動を始めたわけではありません。

私にとってのバーチャル活動は、現実では出来なかったファッションを楽しみ、表現するための手段でしかありません。


◆青空フミとファッションに関して

ここまでで「青空フミの現実の身体は男性である」「青空フミと現実の身体は結びつけたくない」と言う話をしました。

では、「どうして青空フミは女性性を選んでバーチャル活動をしているのか」についてお話ししたいと思います。

私は男性です。ですが、生まれてから男性らしさがこれっぽっちも分かりませんでした。

趣味趣向として男性が好きなモノは理解できるし、楽しめています。

しかし、「男性としてカッコイイ」とか「男性らしさ」みたいなものはサッパリ分からず、外見的に自分がイケてると思ったことは一度もありません。

逆に「可愛い」とか「美しい」みたいなのなんとなく好きで、妹の影響もあって女の子が見るようなアニメとかも見ていたし好きでした。(男の子向けのアニメも勿論見ていました)

でも、だからといって女性になりたい訳ではなく、普通に恋愛対象は女性だし、男性が好きなわけでもありませんでした。

それに、どう足掻いても男性の自分が女性の服を着ていることに納得ができなくて(可愛くない、美しくない、気持ち悪い、醜い)、オシャレとかファッションなんて程遠いジャンルだと思っていました。

そんな中で、キズナアイさんが生まれました。

現実の肉体とは違う、別の存在として生きる姿に、その在り方に衝撃を受けました。

色々あって、VRoidが登場するまで活動自体は後ろになりましたが、彼女が登場してから「現実とは違う身体で好きなことが出来るかもしれない」と淡い期待を持っていて、それが実現したのが2019年の頭になります。

キズナアイさん、VRoidの登場によって、今まで出来なかったオシャレを楽しめるようになりました。

私がバーチャルファッションを応援している理由は、私が私として楽しめる場を盛り上げたい、広めたい、続けたい為にあります。

その上で、皆さんと関わっていく中で不安要素になるであろう男性性は公開するべきであろうと言う結論に至り、ノートとして公開しました。


◆まとめ

・青空フミの現実の身体は男性です。女性として振る舞っていますが、女性ではありません。

・青空フミは現実の身体で皆さんの前に出たくありません。また、現実と結びつけたいと思っていません。現実の身体に結びつく情報は、企業等とのやり取りでもしない限り開示したくありません。

です。

活動して半年以上経った今こうして話すこと、なにより女性だと思って接してくれていた皆さん、大変申し訳ございませんでした。

現実と結びつけたくないが故に隠していましたが、それが何かの拍子に公になった時、他の誰かの迷惑になったり、傷つけてしまうことを考慮できていませんでした。

結果的に、こうして公開することも重大な裏切りだと思っています。

これで嫌われたり、距離を取られたとしても仕方がないと思います。

ワガママは承知の上で、それでも見守っていただけるのであれば、今後とも仲良くしてもらえれば嬉しいです。

【追記2019/11/20】

今回の記事はバーチャル界隈をあまり知らない人や、これから関わるであろう人達に誤解を与えたくない気持ちで書き記しています。

知ってる人、気にしない人も居ると思いますが、私が活動する上で関わる皆さんが不安になったり、戸惑ってしまうことが無いよう、そういった誤解を出来るだけ防ぎたく思っています。

現実の性別に触れないのも1つの生き方です。私は公開することを選んだに過ぎません。この記事は、分けて活動できる人には全く関係のないお話です。強制する意図も、バーチャル界隈がツライわけでもありません。

ただ、この生き方が理解されるにはバーチャルな存在が世間に浸透していないとは思っています。

そういった暗黙のルールが浸透していない中で、私が生きていく上で必要だと判断して書き記したのがこの記事になります。

【ここまで】

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