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ツバメ日記4 ヨメを連れてきた

これまでのツバメ日記です。


うちのツバメ(たぶんオス)は普段姿を見せない。

ときどき、どこからか高速で飛来したかと思うと、「出て行け! 出て行け!」と鳴きながら、縄張りに侵入してきた他のツバメ(我が家にある巣を自分の巣にしようとやって来たやつ)を追い回していた。
おそらく一日に何度か我が家をパトロールしているのだろう。

「ヨメをゲットできないのなら、うちの巣を他ツバメに譲ってはどうかね?」
と思っていたが、ツバメと話が出来ない以上、うちのツバメがモテモテになるのを祈るしかなかった。

さて本日。
いつもの「お怒りの声」ではなく、こんな鳴き声が聞こえてきた。
(他のかたの動画です)


普段は朝に歌うことが多くて、私は「ツバメのご機嫌歌」とか「朝の喉慣らし」とか言っていた。

そして窓の外には、二羽のツバメの影。
これはもしかして……と外に出てみたら、低速で飛ぶツバメとぶつかりそうになった。
ぶつかるといっても、ツバメのほうは全く動揺していなかったので、ツバメ目線では私の動きは低速なのだろう。

ツバメは私の鼻先をすり抜け、巣にとまった。
巣を見ると、なんともう一羽、別のツバメがいた!
二羽仲良く巣にいて、なにやらごにょごにょ話し合って(?)いる。
(その写真はうまく撮れなかった)

ツバメは巣が全然ないところだと、オスとメスが共同で巣作りをするらしい。
実際最初の巣は、二羽一緒に新しい巣を作り上げていた。

しかしすでにオス(たぶん)が巣をキープしていると、そこにメスを巣に案内し、同居成立という場合もあるようだ(たったいまその現場を見た)

ヨメツバメが、ゆっくり巣をチェックしている間、うちのツバメは近くの電線に止まった。


ヨメが内見中、そわそわしている


心なしか緊張して見える


ヨメ、どうやら気に入ったっぽい


「近所を案内する!」と言っているかのように飛ぶツバメ


ともあれ我が家は、今年も無事ツバメ屋敷になりそうである。
楽しみ。

――またトンボの墓を作りまくることになりそうだけどw



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