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ツバメ日記 2

昨日(3月24日)のこと。
こっそり巣の様子を見に行ったら、ツバメは留守だった。

前日まで、ツバメ基準で廃屋のようだったの巣が、ちゃんと皿の形になっていた(うちのツバメは台の上に巣を作っているような感じなので、巣が皿形なのである)
一日で立派なものである。

そして巣の下には「やっちまったな」と言いたくなるほど、小さな泥団子と枯れた草のような細長い繊維が散らばっていた。
一刻も早く下に敷物を敷き、ツバメの落とし物をサクッと捨てられるようにしなければならない。
いまは泥団子だが、ヒナが生まれたらこれが鳥のフンになるのだ(いまの時点でもフンも多かった。泥団子だけじゃなかった)

というわけでツバメが戻ってくる前に、全速力で掃除をして敷物を敷いた。
よし、これで万全じゃい!
ツバメの帰宅に間に合ったぞ!


その夜、ツバメは帰ってこなかった。
なんでや。

理由を考えてみた。


可能性1:寒かった

昨日見たとき「今年のツバメはでかいな」と思った。
去年の二回目に来た夫婦ツバメが凄く小柄だったので、「今年は大物が来たわい」と思っていたのだが、もしかしたら寒さで羽根を膨らませていたのかもしれない。
なので、もうちょっと暖かくなってからもう一度来て、本格的にヒナ作りに励むのかも。
今日も雨がザバザバ降っているので、雨がやんだら戻ってくるかな!?

可能性2:嫁を探しに行った

昨日見たのは一羽だけである。巣作りをするときはたいてい夫婦が揃っているのだが、何故か今年は一羽だけ先行して来たのだ。
あとから嫁を連れて戻るのかもしれない。

可能性3:警戒した

巣の下で何かしているのをどこからか見ていて、「人間が巣の近くて変なことしてる! ここはヤバい!」と思って巣を捨てた――という可能性はないと思っている。
我が家は人間はもちろん車の通行も多いので、そういうことを気にするような繊細なツバメは、そもそも来ないのだ。たぶん。

実際歴代のツバメも、私が巣の近くでごそごそしていたら、私に対して怒りの声を上げ、威嚇し、私が屋内に入るまで玄関の前で見張っているような肝の太いヤツばかりなのだ。

2023年4月20日撮影。私を見張るツバメ夫婦


巣を早々と捨てるにしても、「遠くでそっと見つめて、そっと去る」なんてことはせず、一度は「出て行け! 出て行け!」と私を追い出そうとしたはずである。奴らは意外と気が強いのだ。

そんなわけで、もう少し暖かくなったら、また戻ってくるだろう。

仮に巣を修繕したヤツが戻ってこなくても、たぶん別の夫婦が「リフォーム済みの物件やん!」と移り住むと信じている。



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