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福圓ガラス 撮影日記#21

この記事は、撮影時の真っ白な気持ちで書かせてください。

一昨日は東京でも珍しく雪が降りました。
朝から何か撮れないかと遠出をして撮影地を探していましたが、なかなか見つからず…。急な階段を登って、急な坂を登って…とかなり疲れたところで顔を上げると、ふわっと白いものが舞ってきました。

午後、帰る頃には雪が積もり、一面銀世界に。

「これはもしかして、雪景色と一緒にガラスが撮れるチャンスかも!?」

と思い、帰宅後に急いでお花屋さんへ。
以前から"雪景色と赤い花"で写真を撮りたいなと思っていたのです。

運よく赤いバラをゲット。
お花屋さん曰く「少し時期は過ぎちゃっているけど…」と。
それでも買いますと言うと、お花屋さん、バラに「よかったね」とにっこり語りかけていらっしゃいました。
ここで買えてよかった、と思えました。

とはいえ、その時点でもう夕方。。
撮影はしましたが、「明日の朝まで雪が残っていたら再チャレンジしよう」と思いました。

翌朝、まだ雪が残っていたので急いで撮影へ。

朝日が雪とガラスを照らし、とても美しい世界でした。

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このガラスは、雪の中、赤い花びらが上から舞い落ちてくるようなイメージで撮りたいと思っていました。
人生とガラス、すべてを讃える気持ち、そして祈りの気持ちを込めて、フラワーシャワーのように撮りました。

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この雪をこのタイミングで降らせてくれたのは、富信さんの計らいだったように思います。

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