福圓ガラス 撮影日記#20
おはようございます◎
先日は五月台の葉積緑地というところまで行ってきました。
この近くで福圓富信さんはガラスを作っていたそうです。
「いつか工房があった場所の近くで撮影をしたい」とぼんやり考えていましたが、先日google mapでその位置を教えてもらったことがきっかけで、「この近くで何か撮りたい」という気持ちが強まりました。
現在、工房があった場所は住居となっているとのこと。
なので元工房の場所は訪れることができませんが、その代わり、地図上で気になった「葉積緑地」という場所を目指すことにしました。
なんだか風に誘われるように緑地へ入り、「さあ、ここで撮ってね」と言わんばかりの自然が作り上げたステージを発見。
「このガラスの優しげな色は、一体何の花と合うだろう」とずっと考えていましたが、その場所を見たら「そっか、葉っぱだったんだ」と納得してしまいました。
このガラスを見た瞬間、「葉さん(富信さんの奥様)のような作品だな」と思った私。なぜそう思ったかは分かりませんが、"葉"積緑地に来たのも、優しい色に変化した葉っぱたちのステージを見つけたのも、これでピッタリ繋がったように思いました。
後ろを振り向けばサラサラと風の音が。新たに葉っぱが一枚、二枚と落ちてきます。
富信さん、きっとそこにいてくれましたね。
優しく見守られているような感覚でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?