毎日書く、の人たち。

「毎日書く」の人たちがいる。

メールやその他の業務まわりまで含めるならば、ほとんどの人が毎日なにかを書いている。言語がひとつの記号であるならば、任意のラインスタンプを送ることだって「書いている」と言えなくはない。

ただ、そういう「書く」とは別に、もうすこしまとまりや構造を持った、そして思いに寄り添ったなにかを書きつけ、インターネットの大海原に放流する人たちがいる。もしかしたらぼくもそのうちのひとりに数えられるのかもしれないけれど、ぼくは土日にこれを休んでいる。土日はSNSを触らないことも多く、ほんとうの意味で「毎日書く」とはずいぶん違う。

メールやなにかを想像すればわかるように「今日も明日もなにかを書く」は、周囲の人が思うほどの苦行ではない。明日だって、明後日だって、なにか書くだろうし、書けるだろう。

なのに「毎日書く」がむずかしく、苦しいものに感じられるのはそれが「明日も明後日も休めない」と同義であり、むしろそっちが先に立つように思えるからだ。


ぼくはこのブログを仕事のようなつもりで、義務感や緊張感、ノルマ感をもって毎日(土日除く)書いていたのだけど、むしろ毎日お風呂に入るように、当たり前のこととして書くのがいいのだろうなと最近強く思うし、きのう「毎日書く」の人たちを見て、ことさら強く思った。

お風呂に入るように書く。そこでたいせつなのは「裸になること」だ。いや、見せなくてもいいところまでぶらぶら見せる必要はないのだけれど、少なくとも余計な服を脱ぐことだ。

仕事の気持ちで書いているうちは、センスの悪い人によるファッションショーにしかならないからね。

馬の耳に壇蜜。
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古賀史健

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