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真剣で、ていねいで、正直で、けれどもいつもユーモアを忘れずに。

とりあえずいまは、ほっと胸をなで下ろしている。

ほぼ日刊イトイ新聞での連載、『これからのぼくに、できること。』が今日最終回を迎えた。写真家の幡野広志さんと、糸井重里さんによる対談だ。まだ未読の方がいたら、ぜひ全6回を読んでいただけるとありがたい。

掲載がはじまった9月1日から、ぼくにしてはめずらしくツイッター上での感想をつぶさに見守り、そのうちのいくつかをリツイートさせていただいてきた。何人かの方が「静かな連載」ということばとともに、感想を述べてくださった。ぼくが胸をなで下ろしたのはまさにそこで、この連載はできるかぎり、煽情的なものにしたくなかった。情を煽るものにしたくなかった。あの場にあった、静かな時間の流れをそのまま再現したかった。

対面した幡野広志さんは、真剣で、ていねいで、正直で、ユーモアを忘れない、とても魅力的な方だ。だからおのずと、幡野さんと過ごす時間も、そこで語られることばも、ていねいなものになる。目の前に「病気をされている幡野さん」がいるから、ていねいなことば遣いになるのではない。真剣で、ていねいで、正直で、ユーモアを忘れない幡野さんがいるからこそ、こちらもそうなるのだ。人と人の関係ってすごいと、あらためて思う。


これから幡野さんと、本の打ち合わせにいってくる。

真剣で、ていねいで、正直で、ユーモアを忘れない、そんな本ができるといいなと思っている。

鬼にカネボウ。
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古賀史健

ライター。バトンズ代表。著書・共著「嫌われる勇気」「古賀史健がまとめた糸井重里のこと。」「20歳の自分に受けさせたい文章講義」など。週日更新しています。http://www.batons.jp

古賀史健(2018)

古賀史健の note、2018年分です。
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コメント1件

読みました。第6回はタイトル「手を振ればいいんです。」だけで涙腺崩壊だったので、家でひとりで読みます。「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」も今日買って帰ります。ありがとうございました。
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