むかしとっていたメモをもとに。

普段ぼくは、ここのブログを30分程度で書いている。

ところがきょうは、どうにもうまくいかない。取材先で伺った話をもとに自分なりの考えをまとめようとしたところ、なかなかうまくまとまらない。書けば書くほど「思い」から外れ、誤解しか招かないような話に流れていく。おそらく、もう少し自分のなかで咀嚼していくべき話なのだろう。

ということできょうは、以前にとっていたメモから話を書き起こす。

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ぼくはたぶん「仕事」が好きな人間だ。

けれども「労働」はあんまり好きじゃない気がする。

そんな仕事が「商売」になれば、とてもありがたい。

だけども商売を「仕事」にするのは、ちょっとイヤだ。

つまりぼくは、労働ではない仕事を商売としながら生きていたい。

きっとそれは、かぎりなく「あそび」に近い「よろこび」となるだろう。

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おなじ概念を含んだことばをこねくり回しながらあそんでいると、意外な自分の本音に出会えたりする。なにげなく使っていることばであっても、ぼくらはぼんやりとそのニュアンスを使い分けているのだし、ことばの糸をほぐしていくことは「わたし」を知ることにつながっていく。

ことばを雑にしないことって、「わたし」を雑にしないことなんですよね。

馬の耳に壇蜜。
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古賀史健