平熱を保ちなさい。

これを書いてるいま現在、微熱があります。オムロンの電子体温計が表示する「36.9」の文字。熱があるとも言えない、けれども確実にだるい、とても面倒くさい数字です。

それにしても人間の体温ってすごいですよね。

36.6度とかだったらぜんぜん平気なのに、たった0.3度上がるだけで、もうぼんやり体調不良ですよ。つまり、ぼくらは自分の体温を0.1度の単位でコントロールし、夏の日も冬の日も一定の温度を保つようにあれこれ働いてるわけですよ。

これを生物学的な観点で考えてもおもしろくないんで、どうにか別ジャンルにスライドして考えるなら、本の世界における校正・校閲の作業。これは「ことばの平熱を保つこと」に近いのかもしれません。

誤字や脱字のチェックだけではなく、文中の事実確認、表記ゆれの統一、その他「日本語」としての正しさ・わかりやすさを念頭に置いた提案など、一流の校正・校閲スタッフの方々とお仕事するのは、毎回たのしみにしているところです。


みんな大好き「鷗来堂」の柳下さんが登場するこちらの記事、とてもおもしろいですよ。

「面白いと感じたら失敗する」校正校閲の職人仕事とは?

馬の耳に壇蜜。
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古賀史健

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