味覚の枠を広げよう。

土井善晴先生の『一汁一菜でよいという提案』が売れている。

その影響は古賀家にも直撃し、わが家でもみそ汁を食べる機会が増えてきた。以前は「汁物」としてメイン料理の横に添えられていたみそ汁が、堂々とメイン料理に格上げされた。土井先生のやるように、トマトやベーコンやソーセージなど、いろんな具材をみそ汁としていただくようになった。まだやってないけど、この調子ならブロッコリでもキュウリでも餃子でも、なんでもみそ汁にできると思うし、どれもおいしそうだ。なんというかこれは、家庭料理の革命に近い出来事だと思う。

うちの会社の近くにはチキンワッフルという料理を出すカフェがある。

ワッフルの上にフライドチキンをのせて、そこにドバドバとメープルシロップをかけて食べる、カロリーの王様みたいなアメリカンフードだ。おそろしいことにこれ、メープルシロップをかければかけるほどうまい。組み合わせの気持ち悪さにビビったり、カロリーを気にしてメープルシロップをケチると、この料理の本願を果たせなくなってしまう。

ポテトチップスにチョコレートをかけたやつとか、塩キャラメルとか、いつのころからかぼくらは「甘じょっぱい」という味覚を手に入れましたよね。みたらし団子とか照り焼きとかをはるかに超えた、甘みと塩分が正面衝突するおいしさを。

だからたぶん、みそ汁に大福や芋けんぴを入れたりしても、おいしいんだと思います。


最近また太ってきました。



毒を食らわばサラダで。
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古賀史健

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