言いたいこと、言うべきこと。

つらつらと、思いついたばかりのどうでもいいことを、短く書いていく。


●ノエル・ギャラガーの新譜がいい。

本日、日本先行発売されたノエル・ギャラガーの新譜。聴きながら仕事しているのだけど、さわやかな混沌がとても気持ちいい。なんというかこの人、ソロになってからプライマル・スクリームやゴリラズみたいな自由さを手に入れた感じがある。そういえば先日発売されたベックの新譜もよかった。90年代組がこうして気持ちよく活動を続けている姿を見ると、とてもうれしくなる。


●最近また犬がかわいい。

うちに来てからずっとかわいかった犬が、最近以前にも増してかわいくなってきた。興奮しきってわあわあ暴れまわるときのやんちゃっぷりには正直閉口するときもあるのだけど、夜のおそい時間、眠くて眠くてたまらない(けれどもそれを我慢する)ときの犬が、ただひたすらかわいい。眠りに落ちる犬を抱いているときなんて、こんな幸せがあっていいものかと不安になるくらいだ。


●ミネラルウォーターがおいしい。

事務所で暖房を入れるようになってから、ミネラルウォーターの消費量が何倍にも増えた。とくに微糖の缶コーヒーを飲んで口のなかをべたべたにしたあとでぐびぐび飲み干すミネラルウォーターのおいしさときたら、焼き鳥とビール以上の組み合わせである。


●「言いたいこと」は危ない。

ほんとはきょう、もうちょっと中身のある話を書こうかと思ったのだけど、よくよく考えたらそれは暗にどこかの誰かさんを批判するような類いの話だったので削除し、こんなメモ書きでお茶を濁している。

ぼくの場合、自分のなかに「どうしても言いたいこと」が芽生えたとき、その「言いたいこと」の大半はどこかの誰かに対するリアクションのことば、つまり批判や反論だったりする。そんな「言いたいこと」と、ほんとうに「言うべきこと」の違いを見極める落ち着きを持った人間で、ぼくはありたい。少なくともぼくにとって、この両者はぜんぜん違うものだ。

「言いたいこと」よりも「言うべきこと」に価値を置いているからこそ、ぼくはライターという仕事に就いているのだと思う。

郷に入ってはひろみに従え。
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古賀史健

何度も読み返したい素敵な文章の数々vol.10

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