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milet(ミレイ)

めっちゃ久々にnote書いてみようと思います。アクティブユーザーがどれくらいおるのか知らんけど(と言いつつ自分もほっといてるし)。
どうやらsonyがだいぶプッシュしているらしく、ドラマ(フジ系)のタイアップで3曲、映画(バースデーワンダーランド)で1曲となっております。
私めが何故彼女の歌を取り上げましょうかといいましょうと、こちらもひさびさに歌が耳に引っかかる感じがした訳であります。

この引っかかる感じって楽曲で言うところの「フック」ってやつだと思うんですが、その辺の小生意気なシャレオツ系職業人だと「シズル感」とか言うのかもしれません。
で、だいたい私めがそのフックに引っかかる箇所が3箇所くらいありまして、これが珍しくそのうちの2箇所くらいにmiletさんの「inside you」が引っかかったわけであります。

何と言いましょうか、新しさの中に懐かしさを感じると言いましょうか。
トップ画も後光さしてますし。

いやはやまたしても素敵な歌姫が現れたものであると思ったのですね。
時はまさしく安室ちゃんが引退し、西野カナ女史も休業、周りを見渡すと気がつけば大量生産されたファクトリーライクなアイドルが業界を埋め尽くしておるわけですが、そんな画一的な市場(言い方が無粋ですみません)に彼女は現れて来ましたよ。
PVも凝ってまして、見た感じクリスティーナアギレラwith Great Big WorldのSay Somethingを彷彿とさせる印象ですが、ワンショット風でコツコツ編集してある所謂なんとなく切れてない風(not長州こりき)な映像のPVですよ。

歌の中に感じる新しさの中の懐かしさ、ってなんか非常に表現しづらいわけですが…なんてーか、演歌・昭和歌謡に通ずるものがウタの中に感じられた、と言いましょうか。(←余計にわかりにくい。)全体通して「ああ、なんかいいわこれ」と思ってしまうんですね。
キラーチューンってやつですかね。
プロデュースは1時(ONE OK ROCK)の方によるものだそうです。
何故か私めは彼女、有名な芸能人のお子さんだったりするのかなとか勘ぐってしまったんですが、今のところそこは不明です。
一部店舗にてフィジカルを買った方にビルボードトキオでのライブチケットがもらえたそうですが、行けた方の感想とかどこかにないか探して見たいと思います。

しかし、フィジカルって今10代の子たちは聞く手段持ってるのかなーとか思いました。でもイニシャルの売り上げとか考えるとCD出しときたいかなーとか考えるわけでしょうか。今の所Spotify(私はもうSpotify一本、どうしても手に入れたくてラインナップない場合はCD買いに行く←だいたい置いてない)では楽曲あがってない(miletで検索しても同名の他人が出てくる)ようなのでしばらくはYouTubeで聞くか我慢ならなくなったら買いに行きます。(←イマココ)

フィジカル買ってみました

そんなこんなでタワレコへ。
初回限定版というやつを買うてみました。「inside you」のDVD付きであります。
私は何目当てでフィジカルを買うたか?といいますと、歌詞であります。
歌う人が言葉を書くべき、これは私が信条としているところであります。
(特に音楽活動してないけど)
miletさん自身が作詞をされている様でした。バイオにもあります様に思春期にカナダで過ごしただけありましてエングリッシュの発音も向こうの人っぽいです。
願わくばですが、フル英語詞で世界に打って出る、と言う今までの邦人アーティストが取ってきた轍を踏まぬようにと。
言葉は文化です。
昭和において英語は占領軍の言葉であったのと同時に、その後カタカナによる英語が日常に浸透してきました。そして今、例えば政府の成長戦略白書的なものを見るとカタカナ英語ではなく英単語そのものがずらずらと並んでいて、読んでいて「これは一体誰に読んでもらう意図で作ったのか」といぶかしく思う事この上ない訳であります。
何が言いたいかと申しますと、日本人に「届く」ものは日本語以外にないのですが、中途半端な英語文化が浸透している中、曲にハマる単語の依存度を英語にすればするほどこちらから遠のく訳ですね。こちらから遠のくと言うか、投げられたボールがブレて見えると言うか。英語部分は完全に音になってしまう気がします。日本語の文章を読みながらでも英語で歌われている音楽が聴けるのは、それをほぼ無視して流して聞くことができるからだと思うんですね。逆に言うと込めて作った言葉の中に英語が入るとそこだけ薄まる、と言いますか。
なんだかこむずかしくなりましたが、とにかくmiletさんの活躍を期待しております。個人的にはロックなEDMあたりでその歌唱力と言葉を生かして暴れていただきたく存じます。
ナタリーさんのインタビュー記事へのリンクをはっときます。







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