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私たちにできる事

平成の治世が終わり、新しい令和の時代がやってきました。

平成は実にたくさんの出来事がありました。悲しみにくれる様な事件や事故、そして災害も多くありました。
日本の経済状況は、ご存知の通り80年代バブルを通過してこれを異常に加熱した景気と見誤った日銀による利上げが資産バブルの崩壊を呼び、それがディスインフレそしてデフレへと続くまさに人為的に生み出された「下り坂」を国民が味わうという憂き目も見て来ました。

私たちは日々の生活にいっぱいで、自分のことでいっぱいで、ろくに人のことなど考えられなくなってしまいました。

靖国で私たち日本人を守ってくれている英霊達に対して誤解をしている人もいると思います。

あらゆる事が戦後、上書きされてしまいました。

そして今日もまだ、日本から強制的に連れ去られた、誘拐された、拉致された仲間を私たちは家に帰してあげることさえできていません。
いつから私たちは隣の家は他人の家、と考えるようになったんでしょうか。
いつから私たちは「かわいそうに」と人ごとで、全てを片付けてきてしまったのでしょうか。

確かに今日も日々の生活でいっぱいで、自分や身近なまわりのことでいっぱいかもしれません。
それでもまだ、故郷に帰れない仲間を見て見ぬ振りをするまで、いっぱいでしょうか?
所詮、人生なんて借り物です。
短い人生の、昔に比べたら長い人生かもしれないけれど、その時間の中で私たちが本当に後悔しない生き方ができないものでしょうか。
我が子の帰りをただひたすらに待つ親。
ひきちぎられた家族は、自ら離れ離れになる家族がある一方で、帰りをただひたすら待っているのです。

私たちは無力でしょうか。

私たちにできることは何もないのでしょうか。

違います。

あなたは何もできないなんてことはない。
むしろなんだってできる。
連れ去られた仲間よりも何倍もの自由を手にしているのだから。
だからあなたのその時間を、努力を、気にとめる心を、
どうか仲間の為に費やしてはみないだろうか。

映画「めぐみへの誓い」はクラウドファンディングによる製作資金を集める事に決めたそうです。
どうか、あなたの、日本人としての、小さくて儚くて、
だけど無限の力を、少しだけ分けて見てはいただけないだろうか。

そして昨日よりも少しだけ、隣の席に座った人が、
赤の他人ではなく、
違う人生を歩む自分自身である、と思って接する事ができるなら、
新しい時代はきっと、もっと素敵な時代になると思うんです。

映画「めぐみへの誓い」を製作し拉致問題解決を全世界に訴える!


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