私が運営しているサイトでは、サイト内検索結果をメール通知するようにしています。

そうすると、ホームページ訪問者が検索を行ったところ検索結果が0件だった、というケースがちょくちょく通知されます。例えば↓のページだと、

https://calculator.jp/science/pesticide

タイトルは「散布農薬の希釈計算」です。なので、「農薬」とか「希釈」とかいったキーワードで検索されればヒットします。しかし、ホームページ訪問者は、「農薬希釈計算」といったキーワードで検索することがあります。ページの本文には「農薬の希釈計算」と書いてあります。そうすると、サイト内検索結果が0件となってしまいます。

このような場合にも検索結果で表示されるようにするため、concrete5(ホームページ作成ソフト、CMS) のページ属性で「サイト内検索用ワード」を作りました。

ページ属性作成時に、「索引インデックスにコンテンツが含まれます。」を選択しておくと、この属性に書いた語句も検索ワードにヒットします。これを利用して、「散布農薬希釈計算」「農薬希釈量計算」「農薬希釈倍率計算」などをキーワードとして登録しています。

検索キーワードをメール通知する設定をしているのは、検索結果が0件だった場合に、そのキーワードを検索用ワードに追加していく作業の効率化のためです。

なぜ検索用ワードを別途用意しているのか

自動計算というサイトは、計算機(JavaScriptプログラム)がコンテンツです。このため、テキスト情報をページにたくさん載せるのは本来の趣旨ではありませんし、テキスト量が多すぎるとユーザーエクスペリエンスを損ねる、というデメリットもあります。このため、本文に様々なキーワードをちりばめる手法は好ましくない、と考えています。

しかし、このページ属性を使う方法なら、本文に余計なテキストをたくさん載せなくても、検索に引っかかるようになる、というわけです。