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可能性の中に生きるのをやめる

いつか、彼が良くなるかもしれない。
いつか、やりたい仕事に就けるかもしれない。

ずっとそう思ってた。
思ってたくせに、動いてなかった。

彼によくなって欲しいなら、クリニックに行かせたり話し合いをしたり、いろんなアプローチがあっただろう。
やりたい仕事のためには、地道に努力したり、営業する道もあっただろう。

私はどれもしてこなかった。
何ひとつせずに、
「いつか、良くなるかもしれない」
「いつか、叶うかもしれない」
そういう可能性の中に生きてた。

そうすれば楽だったから。
いつか。いつか。
そう思ったところで、勝手に現実が良くなるわけでもないのに。

挫折に臆病で、問題を先延ばしにして。

もう、可能性の中に生きるのはやめようと思う。
自分自身と向き合って、やりたいことや叶えたいことを考えて、ひとつずつ叶えてあげたい。

私は私のことを大切にしたい。
私は私が大切だから、私の希望を叶えたい。
私はなりたい私になって、心の底から幸せだと言いたい。

これまでずっと、諦めて生きてきた。
いろんな言い訳をして、チャレンジする前に諦めてきた。

彼と別れたら、私はひとりだ。
家族はいるけど、一緒に住んでるわけではないし。

私はひとりで、何でもできる。
もう、十分に大人だから、自分が食べる分だけ稼げるし、好きな場所にも行ける。
どこか知らない街に引っ越してもいいし、好きな服を着て、好きなものを食べれる。

私は変われるし、何にでもなれる。
現に私はほんの数週間前まで「死にたい」と呟いていたのに、今はそうじゃない。
好きなように生きてやろうと思ってる。

私は私を幸せにしたい。

ちふみ

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