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【福岡】牧のうどん

ここ数週間、牧のうどんに行きたいとずっと思っていた。

車で10分ぐらいに美味しいうどん屋は2軒ある。
家族で行く時はそこばかり。
最寄りの牧のうどんは、南に新宮店、東に久山店、どちらも20分ほどで、家族とはまだ行ったことはなかった。

今日は特別寒く、「夜は、牧のうどん行きたい」と、
我慢出来なくなったかのように朝から言っていた。

人それぞれイントネーションが微妙に違う「牧のうどん」

今日は「牧のうどん エピソード」を残したい。
そんな気持ちもありながら、書いている。

まず、タイトルの「特別な理由」だが、
簡単に言えば、子どもの頃の家族との時間を思い出。特に一緒に住んでいた祖父が好きで、土曜日の昼間に2人でいると、うどん食べに行こうかとドライブ感覚で「牧のうどん」に行った。
祖父は大分出身で、牧のうどん、テイクアウトの唐揚げ屋、焼きそばの想夫恋が好きというわかりやすいぐらいに地元飯がホントに好きだった。そして、母(祖父から見たら娘)のご飯が好きで、必ず家族とご飯を食べる人だった。

かしわ飯と肉うどん

「牧のうどん」で頼むのは決まって、かしわ飯と肉うどん。九州名物かしわ飯の味はここで覚え、ここがベースとなり、それは肉うどんも一緒。

今日はじめてきた娘2人も、お子さまセットのかしわ飯は見事に完食。うどんも一丁前に、席に置いてあるネギをかけて食べていた。

嫁もずっと福岡だが、数回しか来たことがないらしい。北九州の人は「資さんうどん」が主であり、単純に「牧のうどん」は近くにないので、当然といえば当然。出汁が美味しいと喜んでいた。

これから「牧のうどん」に通い、子ども達が大人になった時、「パパが好きで小さい頃からきていた」と懐かしむ場所になると嬉しい。

私にとって「牧のうどん」はそういうお店である。





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