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夢は叶わない

昨日は定休日。都内に展示会に出た。本当は店示会という名目でお店で展示会を行う店示会。お店で出来るならその方が良いしなんかアットホームで気負わなくて良い。来年の春夏を見てきました。

今日は今まで自分がこのお店をやるにあたって考えてきた事を書き記していこうと思う。

高校を出て服飾の専門学校に入って最初は軽い気持ちだったけれど勉強していくうちにのめり込んで本気で洋服と向き合う覚悟を決めその頃には将来ブランドをやるかお店を持つかという志は芽生えていた。

人間て社会人になれば1日のほとんどが仕事してるか寝てるかのどちらかだと思ったのでその仕事の時間は好きな事をしている方が幸せだという考え方は若い頃から変わらない。しかし好きな事を仕事にして食っていく事はそう簡単な事ではない。

私の場合どこか有名な会社に入ってその中で何かをやりたいという気持ちはなく最終的には独立の道一つしか考えていなかった。自分の持つアイディアを他人の会社に売りたくないっていう意味わかんないプライドがあった。どこで働いても雇われているのが違和感でしかなかった。

よく夢を持てとかいうけれど私は自分の中で夢を持った事はない。精神的な事かもしれないけど夢っていう言葉に信頼が置けなくて曖昧でフワフワしているような感じにしか思えなくていつも自分の中では目標として捉えていた。夢を見ているってなんか一生叶いそうにない。なので夢は叶うっていう言葉は私の中に無い。

目標はそこに至るまでどうするのかとか成し遂げるための道筋がある言葉だと自分の中では捉えていてリアルである。夢はアンリアル。夢の国はアンリアルであるのと変わらない。そこに本当(リアル)はない。作られたものであるという事。

何が言いたいかというと夢を持つより目標を定めろ。という事である。私の場合◯歳までにお店を持つという目標に落ち着いた。そこに至るまでに生地の卸で働いているときに決めたのは製造業を学ぶ事であったので縫製工場に入り染色工場に入り最後に一番やりたくなかった販売を経験するという道のりを定め今までやってきた。

特に一番やりたくなかった販売をやってみて得たものは大きく本当にやってよかったと思うと同時に販売ってなんでこんなにお金もらえないんだろうなぁって思った。給料に見合わない仕事であるけどやはり志ある人ととりあえずの人でパフォーマンスが全然変わってしまうのが大きいのかな。頑張れば頑張った分だけ評価される会社であれば良いよね。

なんか話がだいぶそれてしまったけど今日はこの辺で。


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