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溢れかえるVintage.

今日は敬老の日。祝日。
ここ深谷は雨が少し降って今はどんより曇り空。
昨日は服飾の専門学校の時よくつるんでいた
友達が千葉からわざわざお店に来てくれた。
長瀞に行くから寄るよっていうついでだけど。
10年以上前に知り合って僕は一年でその専門を辞めて
違う専門に入り直したから濃密な関係はその一年で
彼が表参道で働いている時に確か3,4年前に僕がプライベートで
表参道に買い物へ行ってる時にカフェで会って以来。
ほとんど会ってはいないのだがそんな感じはしなかった。
お店をやっていなければ再会することも無かったのかなと思うと
感慨深い。彼とは学校行かずにラーメンを食べに行ったりしてた。
そんな関係。

本題

洋服を扱う上でよく使われるのがVintageという言葉。
洋服に限らず何でも使われている。
元々の言葉の起源を辿るとブドウが収穫されワインになっていく
その工程から来ているらしい。
当たり年とかそういう所がイメージしやすいかも。

主に古着を扱っているので主に用いられる用語としては
USED→Vintage→Antique
であろうか。

どこからがVintageでどこからがアンティークかという
線引きは特にないので曖昧な表現が多い。

一番良くないと思っているのが何でもVintageと言って
売られている事。
日本人としては響きが良い。良いものなんだ。っていう感覚が強い。
買い手に響きやすい用語だ。

そこで私は自分のお店をやる上で自分の中で線引きをした。
調べると様々な方の意見やこうあるべきだという考察は色々と出てくる。
私の中で一番しっくりと来た自分で考えた答えがこれ。

服として還暦(60年)を迎えたものはVintage.
服として1世紀(100年)を迎えたものはAntique
それ以外はUSED,いわゆるRegularだ。

1900年以前に作られたものはアンティーク。
1960年以前に作られたものはVintage.
1960年以降のものはレギュラーである。

そう区別し商品にそれぞれ記載している。

何でもかんでもVintageになってしまうと価値の差別化が測れない。
消費者を騙している様で疑問があった。
なのでほとんどはUSEDでありRegularが多い。

でもすごく納得のいく所に着地した気がしてスッキリした。
難しいのはデニムはデニムで様々な考察があるので一概に言えないが
Levi'sの66の前期、後期の間で分けるのがいいのかなぁ。
多分それが一般的になるのだと思います。

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