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便利な時代の不便な店。

昨日は三連休最終日。日中は来店もほぼなく暇だった。気を抜いていたら日が暮れ出してから一気にお客様がご来店。連休最終日や日曜日は遅い時間はほぼ来店が無いので完全に諦めていたところ。半年間店をやって初めての現象であった。
飲食店ではよくみる光景で自分が入った時は全然人が居なかったのに急に混みだして急いで食べて席を立つ。あーやって来店の波が一気に押し寄せる現象って何なのだろう。(昼のピークではなく)お店をやっている側としてはうまく分散して来ないものかなぁと思ってしまうがこればっかりは仕方ない。でもあちらこちらで良く見かけるので科学的に解明されている現象なのだろうか。

入荷と重なった三連休も終わり9月もあっという間に月末。今年も残すところあと3ヶ月。時が過ぎるのが本当に早い。今日からまたいつも通りの落ち着きが始まる。

商品紹介を辞めた事で来店いただくお客様にご意見を頂く。
皆、賛成だと言ってくれる。お店に来てくれている人は流石に賛成の人しか居ないか。商品紹介しないんですねぇ。俺は良いと思いますよ。賛成派ですね。とか思い切った事しますね。そういうの好きです。とか声をかけて頂いた。
私の中では突拍子のない事をしたとは全然思っていなくて現にそれをやっていないお店はあるし新しくも何ともない。

ただどこにいても何でも買える便利な時代に不便な店があっても面白いなと思ってはいる。簡単に買えないっていう仕組みは難しいけれど店に行くまで何があるかわからないという昭和感はまさに自分のお店のコンセプトにマッチする。
逆を言えばせっかく行ったのに欲しいものが無かったというガッカリ感も凄まじくはなってしまうのでそれは本当に申し訳ない。
しかしその穴を埋めるのは自分に掛かっていてたとえ買うものがなかったとしてもここに来てよかったと少しでも思ってもらえる努力は店頭であるからこそしていきたいという思いを日々胸に抱いている。

今月も支払いの日がもうすぐそこに。今月も払えるかな。毎月こんな事を繰り返していて月末は本当に辛い。

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