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面倒臭い奴。

水曜日は定休日なのでnoteもお休み。
昨日は秋物の買い付けに行ってきた。
結局定休日になんだかんだしていると休みという休みがない。
特に買い付けから商品のメンテナンス、値付け、ディスプレイというこの一連の流れが一番大変だけど面白い時。体力的には限界を迎える。
増税も控えているし三連休という事もあるので
明日は店を閉めてメンテナンスと撮影、お店作りに集中ししっかりと準備を整えて土曜日にお店をOPENする事にした。
しかし三連休は天気が悪いらしい。

買い付けに行くと古着の面白さを再認識する。
何千点もの膨大な山の中から一個一個吟味してお店に並べたい商品を選ぶ。
その分思い入れが強くお店でお客様に買って頂くのは嬉しい事だがその時凄く寂しい気持ちになる。子供が自立し巣立っていく様な感じなのだろうか。

世に溢れている似た様な洋服にはないその当時の独特の解釈、その時その人が理由があって作られたものには今私が手にとっても魅力が詰まっている。

基本的に私は買い付けに行くときというか常にポリシーとして持っているのは
世の中で売れているものや同じ商圏で扱っている様な商品は買わない事だ。
流行も気にせずにただただ素晴らしいと思うピースをピックしている。
言ってしまえば私の店に来てもみんなが欲しいと思っている商品はない。
完全に私の提案型店舗である。
流行を気にしないという言葉の通り私は雑誌も読まないし都内に住んでいるわけでもないので何が流行っているかとか何が流行るのかただ知らない。
興味もない。流行は作られたものだという認識なのでその時点で冷めてしまう。
映画もドキュメンタリーならリアルなので見れるけど作られたものには一切興味がわかない。いろんな先輩に映画は見た方が良いと言われ続けてきたが見た事はない。なので何も知らず誰とも話が出来ない。
ネズミーランドの夢の世界というのもよくわからない。とにかく嘘や作られた物、虚像には気持ちが向かない。
本物やリアルにしか向き合えない性格で一言で言ったら面倒臭い奴である。

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