最低で最高な経験 -1社目を終えて-
こんにちは、佐藤史弥です。
今日は日曜で週の初め、明日は月曜日になるので
仕事始めの方も多いのではないでしょうか。
実は僕は週明けで新卒から2年半勤務した会社の最終出社になります。
ここ数日1社目での経験を一言で振り返ると、
「最低で最高な経験」
に尽きるために今回のnoteのタイトルとしても投稿をさせていただきます。
この記事はできれば社会人1~3年目の方に私と同じ失敗を歩まず、
ファーストキャリアをより良い物にするために読んでいただきたいです。
①1社目での経験について-失敗ばかりの1社目-
僕は新卒で某大手人材会社のSaaS新規事業部門に配属され、
スピンアウトに伴い、現職にジョインし
CSを2年間、ISは半年間勤務をさせていただきました。
今市場が成長しているSaaS産業において
新卒でジョインさせていただいたにも関わらず
何故「最低で最高な経験」かというと若手で陥る失敗を網羅したからです。
また失敗によって多くのチャンスを逃したからになります。
以下3点が私が実際に失敗したエピソードになります。
タスクの調整を委縮して話せず
自分のやりたいことでなければ責任者に反発
部署1位の成果を挙げてもマイナス評価
1.タスクの調整を委縮して話せず
1年目に僕は部署の試みとして特定の条件を満たした全顧客の対応を
新卒1人で行っていたのですが、正直タスク量が膨大で
対応遅延が何件も発生してしまいました。
しかし当時の上長と信頼関係を構築できず非常に委縮しており、
タスク量に対して数値を用いて適正ではないと伝えられず、
マイナスなイメージを強く持たれてしまいました。
2.自分のやりたいことでなければ責任者に反発
1つ目のエピソードで挙げた部署の新しい試みですが、
正直、タスク量だけが多くあまりスキルが身につかない業務でした。
僕は昔からこだわりが強く自分の目標に関しては非常に頑固であり、
我慢の限界を迎えて当時の責任者に反発してしまいました。
その結果、部署内では益々マイナス評価となり、
信頼をさらに失墜させてしまいました。
3.部署1位の成果を挙げてもマイナス評価
マイナスな評価となり迎えた2年目、
そして体制の変更から上記のタスクから新しい業務を行うようになり、
雪辱を果たすかの如く2年目の7月には部署で1位の目標対比、
約200%の結果を挙げることができました。
しかし訂正面で自身の普段の発言や行動により、
プラスの評価を上げることができず
マイナスな状態に変わりはありませんでした。
上記3つのエピソードを思い起こすと、当時は悔しかったですが、
今、振り返ると非常に大事なことを学ぶことができた失敗となりました。
➁この失敗をいかに活かすか
今、振り返るとここまでの失敗を
ファーストキャリアでできたことは非常に貴重な経験です。
何故なら上記の失敗を通して上長とどのように交渉を行うか
どのようにすれば評価をされるか学ぶことができたからです。
これまでした以下3つの失敗はこのように学びがあります。
タスクの調整を委縮して話せず →数字を用いて工数を換算し相談
自分のやりたいことでなければ責任者に反発→上長との交渉条件把握
部署1位の成果を挙げてもマイナス評価→成果以外の定性評価も意識
数的根拠や、交渉条件の把握、成果以外の定性評価の
3条件を満たせば社内における個人単位での上司から評価は
一定得られ事業が好調な場合には十分希望の給与や業務の
交渉を社内で行うことができると学びました。
2社目では3条件を満たし社内交渉を有利に進めることを
意識して勤務をしてまいります。
③「最低で最高な経験」
僕は上記の失敗をしてチャンスを失ったこと、
マイナスな評価を受けてキャリアに反映されなかったことは
客観的な事象として最低な経験だったと思います。
しかし若手の内に一度でも部署内で1位を取ることができたことや、
和解し助け舟をくれた当時の上長・責任者等の関係者に恵まれたことにより
立ち振る舞いについて学べたことは最高な経験だと断言できます。
Repezen Foxxの花鳥風月という歌の歌詞にあるように
死ぬほど悔しかったから痛みとして学び、
その分、将来に活かすことができると僕は失敗をプラスに捉えており、
僕の失敗から今悩んでいる同世代の若手は学びを得てほしいです。
上司に相談する際はどんなにきつくても嫌でも感情的にならず
数字を用いること
交渉条件を把握すること
成果物以外の定性評価も得ること
上記の3点を意識してみてください。
僕の今回の転職の理由は評価とは別の理由になりますが、
それはまた後日投稿をさせていただきます。
皆さんのキャリアに幸あれ!!!
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