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あの頃見た夢の中に【xuさん企画参加】

最初の頃は、芝居の「し」の字も知らなかった

未知の世界に飛び込んでみた中で、いろいろな体験をして今があります。
自分がこの年齢になって舞台に立つことになるとは、若かった時は夢にも思わなかったのです。

本当は私は引っ込み思案な面があり、持病も抱えているのだからそんな事は出来るはずもなかったのに。
自分でもできるかなと不安な面はあったものの、普通ならば知ることができない世界を見たいという好奇心の方が勝ってしまったのです。
昔の友達からは、「どうしてこういうことをやろうと思ったの?」と不思議がられました。

最初、声は小さめだし、自分にも全く自信がありませんでした。
当然、稽古で声が大きく響くはずもなく、散々ダメ出しをされたものでした。
今では比較的、普通には声が出るようになったようだけれど、当時はしごかれまくってキツい思いをしたことも沢山あります。

舞台は生で観ると、舞台上の役者さんの熱演とそれに影響されたお客さんとが一体となり、劇場は不思議な化学反応が起こる空間となります。
役者さんの演じる人物にお客さんが感情移入したり、笑いで盛り上がったり、その役柄がまるでそこに実在する人物のように見えたり。

そうした舞台は今までにいくつか観たことがあり、感受性が刺激されて楽しいです。
舞台上では自分は役になっているから客席の方はほとんど見ないけれど、お客さんの反応がダイレクトに感じられるのが舞台の醍醐味です。

そんな中に自分もいたのかと思うと、何だか不思議で…。
何度かそんな経験を味わうと、大変でも辞められなくなってしまう気持ちになってきます。

ここ1年ほど舞台観劇は出来なかったけれど、それまでは8年位の間に50〜60本ほどの舞台を観てきました。
舞台人の大変さ、楽しさは何度も目の当たりにしてきて想います。

舞台は気力体力ともに使い切り大変な思いをするけれど、もう一度、いや何度でも、あのライトの下で自分とは違う自分を生きてみたい!!

サンタさん、こんなおねがいを何時か叶えさせていただけないでしょうか?


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【xuさんの企画概要】

※今回、こちらの企画に参加させていただきました(^^♪


#サンタさんにお願い
#Canva


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