見出し画像

本当に意味のある支援とはなんだろうか

(2021年6月11日投稿記事 転記)

先日、児童養護施設に本を届ける、JETBOOK作戦というクラウドファンディングを支援した。『本を読みたいから、教科書を貸して』に驚いた施設出身者が中心となっての活動で、本好きには衝撃だった。これは支援を......と思ったものの、だがしかし。しかーし。

どの自治体にも図書館ってのがあるでしょう......?図書カードが作れないとかあるのか?とかとか。そもそも支援ってぶっちゃけ簡単だけど、こういうのって根本どうにかしないと意味なくね?とかとか。

児童養護施設関連といえば、草間吉夫さんの著書を読んだことがあるくらい(文学ですが”あしながおじさん”もかな^^)。本を読んだ時も調べようとは思わなかった児童養護施設のホームページをほんとにたくさん見まくった。

空気感と、にわか知識がついたものの、うーん悩ましいなあ~。ただただ与えればいいってもんじゃないと思うんだけどなあ......。自ら本にたどり着く方法を教えるとかさあ~...。

ま、ともあれ行動あるのみじゃ。悩んでいる時間がもったいない。走りながら考えて自分のポリシーを決めよう......。

ということで支援者の一人になった。リターンとして本のタイトルを1冊、コメントともに提案できるため、どれにしよっかな~で決めた本がこちら。

『小林カツ代のお料理入門 著者:小林カツ代、文春新書(文藝春秋)』

料理本かよ!🤣

いいのよ!支援者は5000人強いるのよ!定番本なんて誰かが言うわよ!変化球でいくのが吉よ!

この本、どっちかというとエッセイ色が強い。料理の作り方ももちろんあるけど、単なる読み物として読める。小林カツ代さんが料理の楽しさもツボも背景も丸ごとふんだんにおしゃべりしながら料理を実演してくれるイメージの本なのだ。料理は美味しくて楽しくて、人を幸せにするものだ、と知るきっかけになったらなぁ~と思った次第。自分がそうでしたのでねぇ~。

わたしのたくさんある、最高の1冊のうちの、1冊。
(ん?日本語がオカシイですがご愛嬌ということで🤣)

(参考)
児童養護施設の子どもたちにあなたの最高の1冊を|JETBOOK作戦
https://readyfor.jp/projects/JETBOOK

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?