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UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2021「Normal」 感想レポ リターンズ

まえがき

UNISON SQUARE GARDENが去年末に開催を発表した
UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2021「Normal」

今思うとツアー名に散々踊らされた気がするが、
ありがたいことにツアーファイナルに参加することができたので感想を綴ることにする。

もう既に一回ツアーの感想書いてるけど知ったこっちゃない。
書きたいから書く。

ライブハウスでのレポートは下記から読めます
UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2021「Normal」 感想レポ

開演前にたまたまいつもよくしてくれている同じユニゾンファンの方と会えてとても嬉しかった。
実はロックバンドのライブでこういう経験一度もなかったので仲間がいたぞ!!!!!!!と純粋に嬉しさが込み上げてしまった。
おやつまでもらってしまった。美味しい。(食べながら執筆中)


ライブ本編

実は今回の会場であるぴあアリーナMMは初めて向かう会場だった。
でっけぇ。さぞや音が響き渡る会場なんだろうなと思った。
予想を遥かに上回るデカさ。

音響もなかなか。
(直近行った会場だと東京ガーデンシアターが異常に良すぎてびっくりした。)

挨拶をして自分の席に着いたら目の前にたくさんのファンの方が同じようにソワソワと座っていた。
同じ音楽を愛する仲間がいるっちゅうのはいいことだ。

時間になり、VINTAGE ROCKの方の挨拶を終えると会場が暗くなり、
「絵の具」が流れ始める。

どこぞのツアーのように急に12時に時計塔の下にはいなかった。

SEに紛れて聞こえる弦の音がこれから始まるライブに期待感をバッチリ与えてくれる。

突如、セッションからのアレンジ

悲しくちゃ 終われない「まだずっと愛していたい」

と歌い上げると聞き馴染んだ怪しげなイントロへ

Phantom Joke

わかっててもニヤけてしまうこの始まり。
前回、いきなりかよ!と一発目で肩を外すのも厭わないブチ上がりをしてしまったのは記憶に新しい。

しかし、今回はアリーナ席とはいえだいぶステージから離れているので
周りのファンの反応や照明を楽しもうと思っていた。開演前までは。

暖色と寒色のコントラストがステージの上下を絶え間なく照らして煽ってくるのだ。
最初から飛び跳ねるわ腕を振り上げるわで待ってましたと言わんばかりに急に激しく動き出したファンがいた。俺だ。

かくしてまたほとんどの記憶を失うのであった。


オリオンをなぞる

Phantom Jokeから続けてこの曲へ。
オリオンをなぞるでファンの方を見て思ったけど声出せない分コーラス部分でリズムに合わせてめちゃくちゃウキウキして手をあげてるのが印象深かった。

つまり半信半疑 あっちこっち

であげた腕で左右に指さして踊ってる人がいてとても素晴らしかったので今度からパクろうと思います。思い思いに楽しんでいてとても良い。

2Aの毎度お馴染みのドラムアレンジはいつもは二郎系ラーメンみたいな感じの盛り方だが、今回は横浜家系ラーメンだった。
分からないからって適当にラーメンでぼかさないでください。


meet the world time

本ツアーの裏テーマとして2nd Album「JET CO.」の曲を演奏する
ということが実はあったらしく。

meet the world timeはそのアルバムの中の一曲。
考察については既に素晴らしい記事をあげている方がいるからそっちを見てもろうて(丸投げ)

実はツアーで組み込まれたのが2014年の「桜のまえ」ツアーが最後
実に7年ぶり。
7年あったら高校1年生だった子が4年制大学を卒業してしまう。
つまりその子は高校、大学とmeet the world timeを聞けなかったわけだ。

そんな人類をもう二度と出さないために本ツアーで奏でられたのがmeet the world timeである。
次にいつ聞けるか分からないので本ツアーで救済された方も多いのでは。


アトラクションがはじまる(they call it "NO.6")

JET CO.の遊園地の乗り物を模したような楽曲からこの疾走感あふれるナンバーに胸が躍った方は多かったはず。

この曲がライブで流れるたびに人類史上最高にどうしようもない最狂乱を体で表現しようと試みるんだけどどうやらみんな気持ちは同じだったようですね。

「ハロー」のタイミングで挨拶するみたいに両手バッてあげてる景色がとてもよかった。ちゃっかりメンバーに向けて手を振っている方もいた。よか。


おはようございま〜す(アリーナに響き渡るマイク越しの小声)


メッセンジャーフロム全世界

「Dr.Izzy」の楽曲からまた「JET CO.」の楽曲へと再び戻ってくる
メッセンジャーフロム全世界は「JET CO.」のオープニングナンバー

人によってはfun time HOLIDAY6で聞いているため、
かろうじて大学4年間の空きでまだ済んでいる。

「自身は揺るがないよ」

という部分は別に考察でもなんでもないのだが、
この曲から10年以上経った今でも変わらず。

meet the world timeのときもそうだったけど
久々にJET CO.楽曲のイントロ演奏が流れたときの会場のリアクションがあからさまに歓びに打ち震えている感じがあって演奏を聞きながらその気持ちわかるぞ。と強く頷くしかなかった。

そもそも、他のツアーではこうだった〜という比較もできないのだ。
仮に聞いていたとしても記憶から消えててもおかしくないくらいスパンが空いているだろうし。

そういう意味では悔しくもあるが、新たな経験が多いツアーだ。
映像作品も出るため、何気に今まで映像化されなかった曲がここで満を辞して映像化というのも大変嬉しい。


コーヒーカップシンドローム

照明が会場を照らすようにぐるっと一周し、前方にでっかいうずまき模様が現れる中、斎藤さんの1, 2カウントでイントロにさらに音が乗る。

この流れはアルバムの1,2曲目で同じ流れではあるが、
実際にこの流れを生で踏襲したことがあるのは
JET CO.ツアーと幻のOperation HATACHI DAY1

コーヒーカップシンドローム自体はプロコンツアーで演奏していたりはするが、生で食らったのはこのツアーが初。

嬉しすぎて結局前回のZepp同様にサビでこれがコーヒーカップといわんばかりに腕をぶん回しまくった。


BUSTER DICE MISERY

青と赤の照明が上下に動きまくって会場をばちばちに照らしてくれる演出が激しさを助長させてくれる。

歌い出しと演奏のタイミングがドンピシャに合う瞬間が最高にかっこいい。
曲間の静寂がさらにかっこよさを引き立てて最高。

イントロからステップ踏みたくなるので曲が終わることには汗がすごい。


instant EGOIST

もっとやれんだろ横浜と口では言わずとも演奏で攻めてくる感じ。
暖かめの色でステージが照らされ、

君をストップモーション

と歌い出したときにはもうジャンプする準備してただろお前らと言いたくなるほど声には出さずとも身体がもうそわそわで中にはもう既にぴょんぴょんしてるファンもいた。

Feeling Hooping Dreaming!!!

で会場が一斉に跳んだ瞬間にオンラインでは味わうことができないえも言われぬほどの幸福感が胸の内からブワッとはじけ出した。

跳んだときに客席にできるまばらな波の景色は一番見たかった景色かもしれない。

We are kidding ハッハッハァ!!!

と吐き捨てたり、ご機嫌にステップを踏むベーシストはいつ見ても楽しい。


10% roll, 10% romance

始まるや否や、客席からステージの光に向けてたくさんの人差し指が掲げられる。

yes, 1sec でコンタクト
2sec そして check my toe
3sec お手をどうぞ、right?

歌詞に合わせて掲げる指を1本から2本、3本へと増やして最後に光に向かって手を差し伸べるような所作をしていたファンがいた。
今度から使いますね。素晴らしい。

疾走感を十全に放ち会場に一切息つく暇を与えない。
それによって会場中で生まれる呼吸が更にライブを実感させてくれる。

お手をどうぞ、right!

と歌いきって綺麗にフェードアウト。

(この曲はアニメ「ボールルームへようこそ」の第一期主題歌であるが、
歌詞をよく見ると最初はright?だったのに2回目以降でright!に変わってる。
主人公である富士田多々良くんが社交ダンスと出会って自身が確立されていくことをうまく表現しているのかなと思っている。大変良い。
アニメを見てない人は是非見てからもう一回聞いてみてほしい。)


ここで一旦MCにいくわけだが、基本的な内容はきっと全公演共通。
ルールを守って静かに待っていてくれることにじんわりくると真面目な言葉をはさみつつ、シングルツアーの選曲の自由さから「友達に連れてこられた人殺しのセットリスト」を組んだ。と嬉しそうに語り、これからもっと久しぶりな曲を演奏すると告げるとドラムの音が響きはじめる


RUNNERS HIGH REPRISE

君の奏でた文字が重力を操り でこぼこ道をフラットにする
走ってるのに走ってないような 騒ぐ意識の向こう Just, runners high!

今回は一人で参加していたため、隣で死人が出る事態には至らなかった。
あと不思議と久々な感じがしないような気がする。

the pillowsのオマージュソングであるが、バスターズいわくRUNNERS HIGH以外の曲の要素もモリモリですねとのことで大変お気に召してくれていたのを覚えている。

田淵さんのピロウズ愛が凝縮されているんだなぁと思いつつ、
ツアータイトル「Normal」には
いつも通り、「ロックバンドはライブをする」という側面だけではなく、
「音楽を楽しむだとか愛する」みたいな意味合いもあるのかもしれない。

ライブアーティストのいつも通り、音楽ファンのいつも通り
それが合わさって今回のツアータイトルが成立するのかも。


キライ=キライ

LiSAさんとTHE ORAL CIGARETTESの山中さんにはライブにいくたびに嫌い嫌い言われてるからもう嫌われ慣れちゃってるのだが、ついに斎藤さんからもキライと言われてしまった。もう立ち直れそうにない。

赤いライトで後ろから照らされたメンバーが激情を振り撒くように

誰を泣かした?君を泣かした?

って多分満を辞してこの曲を聞けた人を泣かせたんだと思います。
この曲の間奏を生で聞きたい願望は非常に強くあったので嬉しい。

JET CO.の楽曲はCD音源の当時からだいぶ経ってるから感覚的にそもそも楽器自体の音も違って聞こえるもので。
それが滅多に演奏されないものであればなおさら。


ぼくたちのしっぱい

Phantom Jokeのリリースツアーも兼ねていると言っていたことからセットリストを知る前から演奏してくれると確信してめちゃくちゃ喜んでいた一曲

近年のカップリング曲でダントツで好き。

愛 言葉 思いやり
それだけは捨てちゃだめだよ

胸が理由なく落ち着いて 有耶無耶さえもありがたいね
希望、未来、笑顔もちゃんと 見えるような 見えるような
見えるんならしっかり進もうね どうせ失敗はするだろうから
その時は懲りもせず感傷であれ

この部分の歌詞丸ごと好き。全部好きだけど。

失敗してしまったときに感じてしまった後悔や羞恥心や動揺などといった誰にでも経験がある感情を丸ごと優しく包んでくれる。
そんなの当たり前のことだから。止まっても大丈夫だから。
それでも大事なものは無くさずにいようね。って言ってくれてる気がするの

初めて聞いたときから落ち込んだらとりあえずこれ聞いとこーと思って。
だいぶお気に入りになってしまった。

照明も最低限のライト一本でステージを照らすのみという素敵な雰囲気作りを終始一貫してくれていてこの曲を聞きたいと思っていたシチュエーションが目の前のステージで成立していた。

去年のオンラインライブではアコースティックでやってくれてたのが最高だったのでいつかセミアコースティックツアーやってくれればいいなぁとか密かに思ってる。


流星のスコール

ちょっと優しく落ち着いた雰囲気の会場を白い拡散光が目一杯照らす
めっちゃ綺麗だった。

前にいるファンが腕を伸ばすと綺麗に陰影ができる。
手の間から漏れ出た光が届いてくる。

その光景にドキドキしていたら

徐々に上がったBPM 心拍数とリンクした

と斎藤さんの歌唱が始まるもので
あー!!!!!!いま!!!!!!!!!!!!!!!
まさにいまだこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!

と一人感激してしまった。

ライトの光も回りながら当たるし、ファンの手も思い思いに動くので
光景の一瞬一瞬が美しかった。

後奏で名残惜しそうにエフェクターで音の余韻が残りながら光が広がったまま上に登っていき、消えたときには思わず呆然としてしまった。


ドラムソロ

ステージライトが貴雄さんへむけて照らされており、
貴雄さんが叩くとそれに合わせるように赤いライトが明滅するのだが、
あんなに早かったライトの明滅にドラムの手数が引けを取っていなかった。
文章にすると現実味が全くない。

ライトの明滅を貴雄さんの手数に合わせていようがいまいが早すぎる。
そして正確すぎる。
余韻がしつこく残らないので一音が他の一音を邪魔しない感じがする。

そんなプレイングを展開した後でこの会場でも見ることができた。
ドラムソロの後で美しくクロスした両腕の先のスティックで田淵さんと斎藤さんを指し示すとセッションが繰り広げられる。

このクロスした部分は非常に美しかったので、Zeppのときも覚えていた。
非常に芸術点が高い。

このドラムソロ〜セッションの内容が今回も非常に美しかったので
BDが出てくれるのは非常に喜ばしい。


パンデミックサドンデス

久しぶりの少し静かにしてもらえますか
照明ばちばちの中で始まって、斎藤さんソロピンスポ、
落ちサビ→ラスサビの爆発と最高に見応えがあって楽しい。

なら僕は異常だって構わない!

あたりには何やら選曲理由になるような匂いがほのかにする

ここら辺はもう自分でも何やってんだか訳のわからない腕の振り方をしていて側から見ると正直「気持ちわる!こいつ骨あんのか?」みたいな動きになってた。


スロウカーブは打てない(that made me crazy)

この曲もイントロ沸いてた
いざ、ライブ会場で聞くとなかなかに楽しく踊れるテンポで
終始その場でステップしてた。

I must doubt "pop music"
You may doubt "rock festival"

とかもう両腕上げて思いっきりオーラを解放してた。
多分コップの水溢れさせるくらいできると思う。

凸凹溝を埋めています つまりレイテンシーを埋めています

のときに貴雄さんにヘッドホンが装着されるのを見て
あれ??????レイテンシーは????????あれ???????
と思っていた2月だったが、3月になってもあれ?レイテンシーは??だった


君の瞳に恋してない

というわけでレイテンシーではなく君の瞳に恋してない
2月に聞いたときにはテンポが少し遅く感じたのだが、
なんかそんな気にならなかったかも。
こんな感じだったかもしれない。

間奏で斎藤さんも田淵さんもステージ右端で演奏している最中
さりげなく貴雄さんもはっちゃけていた覚えがある

ラスサビで歌唱しなければいけないタイミングで急いでマイクの前に戻る二人が大変面白かったし、マイクの前に居直るターンが無駄にめちゃくちゃ綺麗だった。
Zeppはステージがぴあアリーナに比べて狭いから戻るのはそんなに大変じゃないのだがアリーナでそれをやるにはあまりにも距離があるので戻るのが結構大変そうだった。

これなんのレポート?

次曲の展開のために後奏のラスト一音は演奏せず、そのままカウント


桜のあと(all quartets lead to the?)

みんな大好き桜のあと。
喜んで手拍子を打つ人もいれば、首を頷かせてひたすら音に浸る人も

両腕が本当に忙しかったですわ。
なにせ、UNISON SQUARE GARDENのライブで立って鑑賞していいよ!
っていうのが実はざっと1年ぶり(2月行ってはいるけどツアーなどの括りで)

座って鑑賞もそれはそれで素晴らしかったが立つとその分身体で喜びを表現する幅も広がるわけで。

なんだかんだで溜まってたよな。
思う存分はしゃぎたかったよな。
念願叶ったな。

多幸感を抱えたまんま、ラスト!と告げて次へ


mouth to mouse(sent you)

楽曲中に出てくる色に合わせたライトが会場を照らす。

妄想、ブルー、枕、オレンジ

交差するように観客から見て右上をオレンジ
左下をブルーで照らすようなコントラストが見事。

遊び場ではしゃぎ回った余韻を綺麗に締めるように
終わりへと向かっていく。

今いるこの空間はまさに楽しいことだけしか見つからない空間だったな〜
としみじみ思いながら大事に大事にアウトロまで。


バイバイ!と会場を去っていく3人と明るくなった会場。
この楽しい時間が過ぎることを惜しむようにアンコールの手拍子が。

スタンディングに加えてアンコールも徐々に戻ってきて嬉しい
給水をしながら同じようにメンバーを迎えるために手拍子を打つとステージに戻ってきてくれた。


Normalツアー終わっちゃいますね〜。とてもいいツアーでした。
と言っても来週から新しいツアー始まるのでヒーヒー言ってます。
これがUNISON SQUARE GARDENの「Normal」ということで笑

楽しくてずっとやっていたいけれどとっとと帰ってほしいので一曲だけやります。


さわれない歌

アンコールの一曲がこれは素晴らし過ぎる!!と前回も同じこと思ってた
舞洲やB面ツアーを経て、どんどん感情が追いつかなくなってる。

特に舞洲のさわれない歌は素晴らしいMCのあとのとても美しいものであったから一回一回歌詞を聞いたときの響き方がすごい。

僕が今日も旅に出る

今日も旅に出るというのがいつも通り各地を周って〜と考えるとこれまたタイトルがふと頭に浮かび、反芻してしまう。

来週から始まる旅でまた僕らをワクワクさせておくれ。



会場の閉演のアナウンスが流れ、
UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2021「Normal」の全日程が締められた
会場がすっかり明るくなり、周りの景色や他人の表情がよく見えるようになった頃、半袖にもかかわらず身体から汗を流している自分の身体に気づく。

今日は間違いなくUNISON SQUARE GARDENのライブに来ていたのだ。
家に帰ってすっかり脱力して重くなった身体すらなんだか嬉しかった。
自分が自分らしく楽しめた証拠だなぁと臭い言葉で感想を締めてみる。


あとがき

去年末に発表され、当初は凄まじい倍率で阿鼻叫喚からスタートした本ツアー。
しかしながら、公演の評判やファンの強い願望により本ツアーにぴあアリーナmmの公演が追加された。
Zepp Tokyoの公演終演後にFC会員宛にツアーBDが発売されること、追加公演が決定したことが告げられ、ツイッターのタイムラインが喜びで溢れていたのを鮮明に覚えている。

演目をご覧の通り、珍しい曲が揃っており、演出も素晴らしいものであったため、終演後にたくさんの人と今回のツアーの感動を共有したいなぁと考えていた。

まさにそのタイミングの報告だったのでこのバンドは本当にすげぇバンドだなぁと。

追加公演の抽選は落選者宛にメールが送られ、優先的に当選者を出し、
その後でFC向けに抽選を行うという徹底ぶりであった。

その結果、
「追加公演で今回のツアーに参加できた!」
「聞きたかった曲がやっと聞けて嬉しい!」
「久しぶりに会えて感動してしまった。」

などさまざまな喜びを目にした。


それこそまさにさわれない歌であるような
きっとファンがUNISON SQUARE GARDENへと手を伸ばし続けた結果実現した追加公演だったのかなと思う。

もしも僕が君の前まで来て
何かできることがあるとしても
この手は差し出さない
きっかけは与えたいけれど

それでも君が手を伸ばすのなら
何度でも手を伸ばし続けるのなら


ファンが手を伸ばしロックバンドの音楽に触れて救われ、
明日以降の糧にして生かされる。

ロックバンドがいつも通り、当たり前にライブをするということは
きっと僕らのいつも通りを作ってくれることにも繋がっているのかも。

と臭い言葉であとがきも締めてみる。たまにはこんなのもいい。



セットリスト

01. セッション〜Phantom Joke(サビアレンジ歌唱)
02. オリオンをなぞる
03. meet the world time
04. アトラクションがはじまる(they call it "NO.6")
05. メッセンジャーフロム全世界
06. コーヒーカップシンドローム
07. BUSTER DICE MISERY
08. instant EGOIST
09. 10% roll, 10% romance
10. RUNNERS HIGH REPRISE
11. キライ=キライ
12. ぼくたちのしっぱい
13. 流星のスコール
14. ドラムソロ 〜 セッション
15. パンデミックサドンデス
16. スロウカーブは打てない(that made me crazy)
17. 君の瞳に恋してない
18. 桜のあと(all quartets lead to the?)
19. mouth to mouse(sent you)
——— encore ———
20. さわれない歌

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