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UNISON SQUARE GARDEN Revival Tour "Spring Spring Spring" Final 感想レポ

まえがき

今回、UNISON SQUARE GARDENは9年前に行われたUNISON SQUARE GARDEN ONEMAN TOUR 2012 SPECIAL 〜Spring Spring Spring〜のリバイバルツアーを敢行した

さらっと9年前なんていってもまぁすごい期間が空いてのリバイバル
小学生高学年が大学生になっちゃう様な期間

今回はこのツアーのためにFC会員になってくれた連れと連番してこのツアーファイナルに臨んだ。

そのツアーのレポというほどでもない、感想をつらつらと今回も書いていく

本編

今回、FC会員に入りたての連れがとても良い席を引き当ててくれてアリーナブロックの田淵さん側から観覧することができた。

となるともう今回はとりあえず手元ガン見しとくしかないな!と張り切って会場に足を運ぶ

連れには事前にどういうライブかを全く伝えていなかったため、連れが物販でセットリストタオルを買おうとしたときは冷や汗ものだった

連れに何が聞けたら嬉しいですか?と世間話のつもりで軽く話を振った時に「天国と地獄」と元気にお返事をくれたのでタオルを買った時にネタバレおよび天国と地獄をやらないことで連れの悲しい顔を私は見たくなかった。

と思ったら、連れはバネの方のタオルを買った様でホッとした.


ここら辺のレポ、どうでもいいな。

会場に入るとステージにはDVDのパッケージでお馴染みのツアーロゴがデカデカと貼られていて、画面越しだけで見ていた映像が目の前に帰ってくるのだと思うとそれだけでゾクゾクした。

LIVE on the Seatの時と同様に開演前にはライブエージェント「VINTAGE ROCK std.」代表取締役の若林さんの挨拶があり、そこからお馴染みのSEが流れる

けれども、そこにあったのは映像で見ていた昔のUNISON SQUARE GARDENではなく、今のUNISON SQUARE GARDENが威風堂々とステージに現れる

威風堂々ひょこひょこ田淵さん。


本公演の目玉の一つといえば

overture ~Spring Spring Spring~

最近のツアーでも初手セッションから始まるライブが続いたため、うまいこと流れに乗った感はある

VIVA LA ROCK 2021でもNormalでもセッションから公演が始まっている 

斎藤さんが高らかに声をあげてから三者三様のSpringが重なった時に映像で感じた視覚、聴覚だけではなく、身体全体で音の波を食らっている感じ。
ライブの始まりの一音目というのはやっぱり何回味わっても味わい足りないな。

細かく丸いライトがツアーロゴに照らされたときに会場照明がついてたときは目立たなかった部分が見える様になり、色鮮やかになる

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​これのロゴの色がついている部分が照明で浮き彫りになる演出


フルカラープログラム

ロゴが色づいたところで照明ももっと色づき、フルカラープログラムへ
スティックで会場中を指しまくっていた貴雄さんが妙に印象的

LotS(LIVE on the Seat)でも同じ会場で同じ立ち位置で演奏してくれたことは記憶に新しいけれども、なんというかLotSで聞いたフルカラープログラムは再会した喜びから聞き染みる様な綺麗さを十全に感じたが、今回はお祭りの初めの様な楽しさに振り切った様なフルカラープログラムだった。

そのときによって感じ方が異なるけれどもパワフルさが際立って聞こえた今回。

ドラムについて、overtureとこの曲に限って序盤は鳴り物とスティックの位置を近く保って鳴り方を調整し、終盤に向けてダイナミックに鳴らす繊細な調整っぷりがえらく気に入った。
(ライブ全体、曲単体のバランスも全部計算してたりするのかなーと思うこの頃)


プロトラクト・カウントダウン

生で聞くのが4年ぶり?のプロトラクト・カウントダウン
衝動的なイントロからリミット!に至るまでの非常に衝動的で感情的な時間がなんともこう...好き...(語彙力ゼロ)

音響が良いせいなのか、意識のせいなのかはわからないけどギター・ベース・ドラムをうまい具合に分離して聴き分けることができることに気づいたのもこの曲から。

楽器買ってからはどうしてもベースの手元と鳴っている音を優先して聞く様になった。もしかしたら視野狭くなってるかなぁ...ひぇ...


23:25

ベースの手元がうねうねうねうねと見てて頭で理解しきれなかった一番は多分これ。

なんか楽器触れ始めてからだとやっぱ視点って変わるものね。
前より一層ベーシストの凄さがわかるというか、だってあんなのできないもん。

実はこの曲も生で聴くのはワンロマツアー(One roll, One romance)のファイナル以来で3年ぶりだった。
もっとやっている印象があったし、もっと聞いている様な気もしていた。
3年っちゅーのはあっという間なんだなぁ。

この曲こそ、ずっとベース見てたんだけどやっぱ基本的には動いたりコーラスしたりしながら弾いてるからところどころ見えないんだけど何かしながら弾くようなもんじゃないよなとプロの恐ろしさをここにきてすごく思い知らされた。

休符とかメリハリつける意識をするどころではない。感服致した。

そういえばライトが斎藤さんを軸にして時計の針になっていた様な気がしたのは気のせいだろうか?

ちゃんとBDで確認し直したいな。
勘違いじゃなければ相当な発見をしてしまっている。


空の飛び方

FC限定ツアーでMCでさらっと言っていた恥ずかしいからもう二度とやらないかもしれないとまで言われていた楽曲がここにきて再び日の目を浴びていることの嬉しさたるや

最近じゃ披露されていなかった楽曲のオンパレードになるところもリバイバルツアーの良いとこだなと思いつつ。

次にこの曲が披露されるのはいつになるのか。
そう考えるとこの機会にもう一度聞けたことが本当にありがたくてありがたくて。

さっきの23:25に比べてベースの伸び伸びと弾いてる感じにも嬉しさを感じてたまらない。

運指がさっきのわっちゃわちゃ具合を見てからだともうそんなほんと伸び伸びと弾いてる様な感じする

まず、指弾き。
まだまだ慣れてないからかも知らんけど1曲でもなんか相当疲れるのに、23:25弾いた後にも続いて弾けるのがもー凄すぎる。


デイライ協奏楽団

よく考えたら連れと初めて連番したfun time HOLIDAY6で演奏してくれていた演目もちょいちょいあるんだよなと隣にいる連れの反応が少し気になってくる

この曲についてはいろんなツアーの要所で聞かせてもらってて愛着も十二分なのだけれど、そういえば1stアルバムの楽曲だ。

それでなくても今日やる演目は全て9年前から演奏されている楽曲と考えると随分とまぁ長く愛されている楽曲たちだなぁと当たり前のことをしみじみと思ってしまう。


スカースデイル

こんなご時世でもなければ、開演前にテラスに身を乗り出して
君のぉ〜〜〜〜!!!!!!と叫んでいただろうなぁ

スカデー(面白い略)とマスターボリュームについてはシングルの中でもいつでも来いやくらいのレベルで大好きで最近中々演奏される機会が少なかったことも相乗してやっぱスカースデイルなんだよなぁ〜()と広めたくなってしまう。

これだけはいつか横浜アリーナで...そうですね、聞きたいかも笑


誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001の事

個人的にライブといえばお前がいなくっちゃなぁみたいな枠のこの曲で
なんかもうこの曲は生で聞かないと興奮がなかなか伝わりにくいし、アレンジも知ることができないままだぞと。
だからライブに来た方がいいぞ。音源だけで満足するなと。

そういう証明にはもってこいだなぁとつくづく。

だからまだ見たことのないあの場所へ行きたいのです

ってずっと言いつつも本当にロックバンド然として高みを上ってるのはすごいことだなぁと。


マスターボリューム

特殊フレーズからイントロ入り。
兼ねてから生で聞くのを待ち侘びていた曲。

実はシングル曲の中で唯一、この曲だけ生を聞いたことがなくて虎視眈々とその機会を狙っていたのだけどようやくようやく念願がここに叶った。

LitH2(LIVE in the HOUSE)では初手でMV再現で披露してみせるという最高にイカした見せ方をしてくれていたこともあって、欲が膨れ上がっていたのだ。

実際に生で見てみてやっぱかっこよかったのと間奏のギターのエフェクターの反響がめちゃくちゃ気持ち良い。
自分が思い描いていたよりもディストーションは抑えめではあったけども、なんか響きがクリアになってるというか。
環境も関係あるのかもしれないけれど、ふわっとした響き方だった。


MC

演奏が終わって拍手がなるものの、そのあとは見事に静かだったので斎藤さんが小声で「静かに待っていてくださってありがとうございます」と呟いても会場全体に響くというのがもうすごくて。

ユニゾンファンってすげぇな!って思っちゃった。

UNISON SQUARE GARDENはライブができるならばをしていくというスタンスと共にこのご時世で会場に足を運びたくても運べない方がいる中で本筋(レコ発ツアー、アルバムツアーなど)を進めるのは本意ではないとしてちょうどいい着地点(本人たちは遊べるものと称していた)をと考えて行き着いたのがリバイバルツアーであったと話してくれた。

リバイバルツアーで9年前と全く同じセトリでやっているという話が出たとき、隣の連れの反応が見たくて顔を見たら妙にニヤけてて、本人曰くこのMCで今日は天国と地獄が聴ける日ではないと察したとのことで大変面白かった。

そして実際にやってみたらすごく楽しいツアーであったとも話していた。
このツアーでやった曲たちは久々にやる曲たちなので気持ち的には演奏して空に返す様な気持ちらしい。(田淵さんが笑う)

また9年後に "Spring Spring Spring" Revival Revivalやろっかなって言ってくれたので2030までは楽しみが尽きない。やったぞ。
(SuiseiNoboAzかよと思ったがありゃ3020だった。)

というわけでこの後はUNISON SQUARE GARDENが唯一Spring Spring Springだけで行っていたスペシャルメドレーも完全再現...となるのだが、MCも完全再現しちゃいます!というと

DVDで聴いていた「ついて来れる人はついてきてちょーだい!」という無意識下で待ちかねていたセリフを斎藤さんが言い放つとステージ上のミラーボールが周り、ライドオンタイムからメドレースタート


スペシャルメドレー
├ライドオンタイム
├等身大の地球
├MR.アンディ
├CAPACITY超える
├ワールドワイド・スーパーガール
├コーヒーカップシンドローム
├センチメンタルピリオド
├ドラムソロ
├ガリレオのショーケース

なんと贅沢なことに珍しい曲が揃い踏みでワンコーラスずつで曲をつなぎ合わせていく形式

ライドオンタイム、等身大の地球、MR.アンディとダンサブルな曲の羅列で会場はノリまくり。

個人的に嬉しかったのが
・ライドオンタイム→等身大の地球のやたらうめえ繋ぎ
・CAPACITY超えるがようやく聞けた

・コーヒーカップシンドロームのun・doux・trois
・特殊イントロ形式以外のセンチメンタルピリオド
・貴雄さんの「ガリレオのショーケース」コール→ノンブレーク演奏

とあげると興奮要素満載なのだけれど、特にガリレオのショーケースの情報量過多っぷりには驚いた。

センチメンタルピリオド→ドラムソロに入る際に斎藤さんが「オンドラムス、貴雄鈴木!」と言い放って、ベースの田淵さんとギターの斎藤さんは舞台袖に一旦はける。

ドラムソロのプレイングを浴びた後にふとステージ上に帰ってきた斎藤さんに「ガリレオのショーーケイサァ!!!」と言い放つとノンブレークで歌い出し始める。

すると舞台袖からベースを抱えたバーサーカーが左側から右側の舞台袖に突進し、姿を消す。
その姿を見て舞台袖のスタッフ(PAさんかな?)が手を叩いて大爆笑する。

更にはステージ上を使って斎藤さんと田淵さんが追いかけっこを始める始末

ステージ右前方へ向かう斎藤さんの背後に向かうべく颯爽とかける田淵さん
。満足げに左前方に向かって演奏しながら戻る田淵さんを次は斎藤さんが追いかけ始め、気づかなかった田淵さんはめっちゃビビってあたかも小動物がベース弾いてるみたいな状態になっていたし、もう...なんか...

公演っていうより公園って感じ

ひとしきり演奏が終わった後には田淵さんが貴雄さんの演奏に両手で拍手してて自由やなぁと感じた。

拍手といえば、ドラムソロ中に貴雄さんが拍手を促す(?)
まぁ、拍手をしているシーンがあったのだけれど
すごい...気品のある拍手をしていらして...
上下で綺麗に手を添えて拍手してた...
繊細なプレイングが拍手にまで出ているとはって謎の感動がそこにはあった


新曲

じゃなくてシャンデリア・ワルツ
当時は新曲枠として、新曲やります!からのシャンデリア・ワルツだった様だけど、今回は別に新曲ではないのでそんなMCもなし。
(ちょっと寂しい)

けれども会場を揺らす力は当時から9年もの歳月で相当蓄えられており、今や、やっぱこれっしょ!と言わんばかりの箱揺れを起こす。

10周年記念公演でも15周年記念公演でも歓声と共に観客に迎えられていた。
当時、新曲として披露したときにここまで人気の曲になるとはって想像してたのかな?

田淵さんが口パクで歌ったと思ったら、「ステップはこうだっけ〜」でガニ股ステップ(ステップしてたか?)踏んでていやいやいやいや、そうはならんやろってツッコミを激しくしたくなった

でもやっぱり「シャンデリア・ワルツ!」って軽快に言い放ってからの疾走感あふれるイントロの入りが好きだな。
そういう演出もきっとこの9年間で積み重なってきた演出の差異だよな。


クローバー

どうやら自分で思っていた以上にLotSに対する感情がすごくて。
ガーデンシアターでまたクローバー聞けるのがすごく嬉しかったんだよな。
連れもクローバーとシュプレヒコールはお気に入りらしくてとても喜んでた

さっきまでのやいのやいのから照明とその演奏一音を持ってして雰囲気を一瞬で切り替えるのだからまぁすごい。

クローバーもシュプレヒコールも静かな空間でメリハリある演出の中で歌声が綺麗に会場内で反響して耳に届いてくる感じがとても心地よい。

なんかこういう曲は本当にホールとか、大きい会場での演奏が映えるなぁってMODE MOOD MODEツアーやLotSを通じてとても強く感じる


シュプレヒコール 〜世界が終わる前に〜

こちらもプロトラクト・カウントダウンと同じく、4年ぶり。
クローバーの静けさと綺麗な余韻を引き継いでシュプレヒコールへ

最初のフレーズがギターのみの導入なので相反して、「古いレコード」のふの入りの力強い歌い方が強調されてとても味がある

次のcody beatsと繋がってくるんだけど、
シュプレヒコールで自分の存在の主張と「あなた」という存在を求めてからの「その声がする方へ僕は歩き出す 君の待つ場所へ」の繋がりがノンストップなのが最高にずるい演出だよな。

この曲はこれからも大事に演奏していってほしい。
なんかこう...お人好しカメレオンまでは行かないけどすごく勿体ぶってほしい。
そしたらふと演奏されるたびに心を浄化してくれる気がする。


cody beats

こういうリバイバルでもなければ次にいつ聞けるかわかんないよなとは思いつつも今回みたいにシュプレヒコール→cody beatsみたいな繋がりによって前後の詩の意味が生かされるような曲の使い方がされるのであればじゃんじゃんcody beatsをセットリストに取り入れてもらいたいと考えるマン。

久々に表舞台に出ている曲たちが当時持っていた役割をこうして追体験できるところはリバイバルツアーの醍醐味かなあ。


オリオンをなぞる

斎藤さん曰く、当時はシュガーソングとビターステップもなければ桜のあと(all quartets lead to the?)もないため、唯一のヒット曲であるオリオンをなぞるをどう引き立てるかという部分に注力していたとかなんとか
というのを某ラジオで聞いた(機材車ラジオではない)

そういえば、最近FCの方のラジオがだいぶご無沙汰している様な気が。
Normalもだけどリバイバルも配信はしなかったなぁ。

ちょうど、この曲が主題歌になっているタイバニ(TIGER & BUNNY)がyoutube上で配信中なこともあって、アニメで放送したての曲がライブで特別に先行して演奏されたような感覚までリバイバルさせてもらえた。

タイバニというかオリオンをなぞるがこのバンドを知るきっかけみたいなものなのでこう...ずっと演奏し続けてくれるのはありがたいよなと。

1サビ前で貴雄さんが未だかつてないほど「最高ロマンンンンンン!!!」と気迫が籠ったような声が忘れられない。
2サビ前も構えてはいたが、2サビ前は落ち着いてた。


場違いハミングバード

田淵さん曰く、どこかのタイミングで話していたような気がするが、
この曲は今でいうところの天国と地獄のポジションだったとかなんとか

諸々の余韻が抜けないまま、ラスト!と告げられ、例のコールへ。

この曲でもどこのHard day's nightかは忘れたが、これも貴雄さんが荒ぶっていた気がする。

「埋まらない」とか「バランスで」の部分で音に合わせて跳ねるファンを見てそういえばこんなノリだった!とはっと思い出させられたりして。

直近で演奏していたライブには参加できなかった人間なので実はこの曲も3年ぶりくらいの感覚。
(MODE MOOD MODEツアーってもう3年前なのね)


本編が終わり、UNISON SQUARE GARDENでしたっ!とステージを後にするもアンコールの演目まで再現してくれるという(アンコールとは)

めちゃくちゃ楽しそうにかき鳴らして去っていったかと思えば、アンコールで登場したときにはめっちゃ疲れた様子でステージに戻ってきた。
実際に斎藤さんは「疲れた」と漏らしていた。

田淵さんに至っては謎のちょこちょこ歩きと停止を繰り返していてなんの情緒だよと突っ込みたくなった。

貴雄さんに斎藤さんの服装が「いつもと違うじゃない」と指摘されて、「うるせぇ」と返す場面も。

本人曰く、「音楽がよけりゃ着ているものなんてなんでも良いと思っているのだが、さすがに着替えなさいと女性スタッフから指摘を受けた」とのことで貴雄さんは「本日の主役みたいなシャツ」と称していた。

いじったるな。

始めますかぁとアンコールの演目がはじまる


アイラブニージュー

残念ながら、「カモントーキョーアイラブニージュー」はなし。

あれ、すごくテンポ感がマッチしてて大好きだから期待してたの。
風船とかも別にない。

ないけど、照明があたかも跳ねているように見えた気がしたり、田淵さんが風船を割るような所作をしてくれたような気がしたり、できる範囲でリバイバルしてやるぜ!みたいな気概も感じた。

私が参加するライブではアイラブニージューが聞けない呪いみたいなものがあると思っているのだが、演目が決まっているとはいえ今回ようやくその呪縛から解かれた。


サンポサキマイライフ

ワンロマツアーでスタートに大抜擢されたとき以来、また生で聞くことができて嬉しい。

ワンロマツアー、グッズも演目も非常に大好物でして。
改めて聞くとなんというか実はホールのノリが映えるような曲なんだなという印象が。

ここまで演目を見ていてふと感じたことだけど、曲中のファンの掛け声とかが無いことってユニゾンの公演については気にならないなと。
多分、それだけUNISON SQUARE GARDENっていうバンドがステージ上で魅せる力があるっていうことなんだろうか。

ワンロマツアーのときに掛け声があったのをふと思い返して思ったことだけど、会場の誰よりも一番楽しんでいるのが演者っていうのがすごくいい。


kid, I like quartet

アンコールラスト

最後まではちゃめちゃにかき回すようなアンコールの選曲だなぁと思いつつ終演後の退場の余韻までずっと笑顔をファンに残し続けてくれるような。

 Normalツアーでは終演後にさわれない歌で撃沈している人を多く見かけたが、今回のセットリストのアンコールは楽しい三連発だったこともあって感想に終演後に笑顔の人がめっちゃ多かった印象がある。

とても吹っ切れたような演奏が印象的だった。
アンコール始まる前は大丈夫かってくらいだったのにいざ演奏が始まったらメリハリがすごくて。

演奏したら元気になったのか、ステージを去るときはまたアーティストの顔つきで帰っていった。

舞台袖に引っ込むのもちゃんと順番があるのか(今更感)
田淵さんがいつものようにベースをスタッフに渡す際に豪快な挙動をするのを斎藤さんが笑いながら舞台袖に引っ込んでいくし、その後田淵さんが舞台袖に帰るまで後ろで優しい微笑みで待機してた貴雄さんも印象的だった。


あとがき

UNISON SQUARE GARDEN Revival Tour "Spring Spring Spring"
完走おめでとうございます!
(実はこの日、シュガビタ6周年でもある。おめでとうございます!)

純粋にDVDで見て羨ましい空間だなぁ〜と思っていたところにまさか自分が入り込める日が来るなんて思いもしなかったし、リバイバルツアーの知らせが来た時にはそれはもう舞い上がった。

今回のツアーでFCに入ってまで一緒に参加してくれた連れには感謝の念しかない。

実際に昔の構成のセットリストをくらってみて、純粋に楽しかったという気持ちだけで埋め尽くされた。

どうあれ、今夜も最高なロックバンドは最高ってこと。

今回のツアーはこれで終わりだけれども、
7月には2daysでオンライン配信ライブ
8月にはCIDER ROADのリバイバルツアー
そして秋にはPatrick Vegeeのリリースツアーが控えている。


今年もUNISON SQUARE GARDENはまだまだ止まりそうにないな





やっぱ少しは休憩してくれ。


セットリスト


2021/5/20
UNISON SQUARE GARDEN Revival Tour "Spring Spring Spring"
東京ガーデンシアター

セットリスト
01. overture ~Spring Spring Spring~
02. フルカラープログラム
03. プロトラクト・カウントダウン
04. 23:25
05. 空の飛び方
06. デイライ協奏楽団
07. スカースデイル
08. 誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001の事
09. マスターボリューム
10. スペシャルメドレー
├ライドオンタイム
├等身大の地球
├MR.アンディ
├CAPACITY超える
├ワールドワイド・スーパーガール
├コーヒーカップシンドローム
├センチメンタルピリオド
├ドラムソロ
├ガリレオのショーケース
11. シャンデリア・ワルツ
12. クローバー
13. シュプレヒコール~世界が終わる前に~
14. cody beats
15. オリオンをなぞる
16. 場違いハミングバード
——— encore ———
17. アイラブニージュー
18. サンポサキマイライフ
19. kid,I like quartet

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