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有観客ライブに行って来た

2020/8/14 THIS SUMMER FESTIVAL 2020

なかなかこのご時世でライブイベントの開催もままならないが、[Alexandros]主催の有観客ライブに友人と足を運んだ。

会場は今年の夏、7月に開業したばかりのZepp Haneda。
(近くに飛行場あるって素敵ね)

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どうやら、この日がZepp Haneda初の有観客ライブとなったらしい。

今回はライブの中身ではなく、有観客ライブに焦点を当てて記事を綴る。
(貴重な体験だったので)

このコロナ状況下ではライブを開催するに当たって何かと留意する点が多く、まさか本当に生でライブを見られるとは思ってなかったのだがきっとスタッフが東奔西走してくれたのだろうなぁ。

まず、今回のライブにおいては人の集合を避けるため、グッズ販売は全てオンラインのみ。現地販売はなし。

チケットも電子チケットのみで紙媒体のやりとりはなし。
チケット代は普段の2倍の金額になっている(今回は15,000円)

また、人が密集すると思われる喫煙所の閉鎖。
席順によって会場の集合時間をずらす対策が取られた。
(要するに列で並ばせることは極力しない)

会場前ではフェイスシールドとマスクをしたお兄さんが一人一人検温をしていく。マスクを着用していない方と検温によって37.5度以上の方は原則入場できない。

入り口前では電子チケットと身分証明書の確認を行うのだが、チケットの操作は説明を受けて自分で行う(スタッフはスマホに触れないようにしている)

会場の入り口は基本的に開きっぱなしで入場口には消毒液が左右に2つずつ並んで置いてあり、使用を促される。

ドリンクはペットボトル販売が主で、ライブハウスに入るのに別途ドリンク代は無し。購入は完全に任意になっていた。
(これもドリンクチケットや硬貨の受け渡しによる接触を防ぐためだと思われる。)
開演ギリギリだったからかもしれないがドリンクを並んで買っている人はいなかった。本当に私だけだった。400円のアクエリアス。
(月色ホライズンとライブハウスのために買ったということにしておく)

会場に入るとライブハウスにしてはなかなか異様な光景だが、1階も椅子がびっしりと並べられていた。

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もちろん並んでいる椅子の半分は使用されず、ただ間隔を空けるために配置されたもの。(使わない席は張り紙が置いてある)
張り紙には大声禁止、マスク着用などなどの注意事項が書いて合った。

Zepp Hanedaのキャパシティはおよそ3000ほどではあるが、多分この日来たお客さんはおそらく1階席、2階席合わせても1000もいない。
いても600~700くらい。(感覚値)

現在、プロスポーツやコンサートなどのイベント開催は、

・屋外は入場者数を5000人以内
・屋内は5000人以内か収容人数の50%以内

となっているが、今回のイベントは20%〜25%くらいに収まっている印象。

ライブ本編も基本的に言葉を発せないので拍手やらボディランゲージでひたすらに曲に合わせて踊り狂う感じ。
マスクをしていると多動しているうちに息苦しさを感じて普段よりも身体がめちゃくちゃ水分を欲してくる。あと口元が蒸れる。
普段は一緒にシンガロングする箇所も歌えないので口パクと激しい動きでカバーした。(楽しかった。)

演奏者側もMCでは最初のほうはやはり多少戸惑いを見せていた部分はあった。(笑い声とかわかりやすい反応は制限されてしまっているため)

しかし、慣れて来たら煽り方を覚えたのか拍手や腕振りなどを促していたりしていた。会場全体、声はなくとも盛り上がっている様子がだんだんと客席から見てもあからさまにわかったのでこれが生の良さだよなと噛みしめることもできた。

退場する際は少人数であっても規制退場が敷かれた。
会場から出た後も消毒液の使用が促された。
会場の隅では、このご時世の有観客ライブということもあり、インタビューを受けているファンもいた。

久々の現地ライブであり、なかなか見慣れないような光景ではあったがそれはそれとして楽しかったし、開催するまでに幾度となく協議と努力を重ねたんだろうなという点も垣間見えた。

ライブハウスが今までのようにスタンディングで密集しながらシンガロングしたりサーフしたりモッシュしたりできるようになるにはまだまだ時間がかかると思う。
そしてその光景を早く見たいとも思う。

でも、こんな風にたくさんのファンと一緒に同じ会場で好きなように音楽に身を任せて楽しむことが出来たことによってなんとなく光明が見えた感じがした。

何よりまたライブハウスに来ることができて本当に嬉しかった。
ありがとう。[Alexandros]としゃんぺ

今年の夏もいい思い出ができました。

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もしよければ下記資料も読んでみてください

コンサートプロモーターズ協会(ACPC)による新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン
https://www.acpc.or.jp/activity/newcoronavirus/guidelines.php

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