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「仁義なき幕末 -令和激闘篇-」

なんかさ、映画観た時に「ここもっと観たかった‼️」って思ったことの多くを叶えてくれた舞台で「仁義なき幕末」というファンタジーロマン作品としての満足度はかなり高いのに、作品外のあらゆるものがキツすぎて興醒めしちゃった……

感想(殴り書き)
 「ダサい」と「浪漫」は紙一重だなぁと思った。小夜が歌う昭和ちっくなラブソングもやけにデカいマイクも、ダッサ❗️って感じるけれどそれが逆に雰囲気あるというか。ヤクザの世界ってある意味異世界モノだよね。キャッチコピーは「令和ヤクザ」だけど令和というよりはネオ平成?昭和?みたいなノスタルジーがあった(紙タバコに面倒なオイルライターがその象徴だと勝手に思ってる)(舞台上は火気厳禁なのかユニットを入れ替えてアークライター化してたっぽいけれど)(いや、でもあのナリでIQOSとかglo吸ってるのは嫌だ〜〜‼️‼️それこそダサい)
 ボロッボロの状態でタバコ吸う(が、煙が上手く肺に入らない)のはカッコイイって佐々山光留から学んだ。

 所謂「スクライド」的な「女如きが邪魔をするな」な作品なんだろうけれど、この"仁義"を習得できる存在って男とか女とかじゃなくて「漢」というかなんというか…… (「(自分たちの思う"カッコイイ"を詰めたから)女性にウケないんじゃないか」って思われがちだけれど、男の子が好きなものは大体女の子も好きだしその逆も然り。女性ファンが多いから……って心配しないである種の異世界ものとしてどんどん作って欲しい。
「男の友情の本質まで辿り着いて欲しいから…」とか崇高(笑)なのはもうどうでもいいから。ウケるから(あまりにも見当違いな受け取り方は流石にオイッ!ってなるが…)。これは自分が辿り着けない「ヒーロー」への憧れに近い感情?(こうなりたい、けどなれない)(単純にヒーロー用の特殊能力とか無いんで)

 舞台の蘭月童子め〜〜っちゃ良かった‼️
 映画だとぬるっと出てきて笑って消えてく舞台装置でしかなかった(というよりその面しか映せなかった?)けれど、舞台だと登場から台詞までがあって、(あ、恭次たちのこと見てるな〜)って分かって良かった。
あと蘭月童子が何を求めていたのかが表情の違いで分かるかもってラストで気がついた。普段はふーん🙂かふーん🙃かだけど、誰かが本音を吐いた時にくしゃっと笑うの。人間が苦しんでる様もがいている様そのものが好きというよりも、その中で本心が出る=その人の本質が見える瞬間が好きなのかなって思った。
戦乙女ヴァルキリー」の話をしていたけれど、蘭月童子も似たようなもので、戦った戦士の魂を運ぶのではなく、見栄や建前を脱いで本音を吐露した人間の魂を救う(死ぬ前に願いを叶える)存在なのかな。
 例えば沖田総司は
本音・・・生きたい
願い・・・畳の上で死にたくない(実際龍馬との戦闘で命を落とした)
だったから、蘭月童子が彼にかけた言葉が『よく頑張ったねぇ』=救済?祝福?まぁとりあえずプラスの言葉

 沖田も映画とかなり印象違ったなぁ…。行間の埋め方?映画は「Chu!あざとくてごめん 新選組最強剣士でごめん」って感じだったけれど舞台だと登場時に首を変に曲げていたり(単にふーん🙂って顔なのかもしれない)割と動きがねっとりしてたりとゾンビチックだった。沖田総司のパブリックイメージの「儚い」を不気味な方に変換するの面白いな。

村田と大友の本音と願いはどうだろう…?
村田
本音…?
願い…「坂本龍馬」として生きたい≒「坂本龍馬」として死にたい
よくわからん。村田に関しては現在の舞台脚本の設定が映画撮影後にできたものかもしれないし…。全く関係ないけれど劇中台詞の「一平とテッペン取る」で(イッペイとテッペンwww韻踏んでるwww)とツボってしまった。
大友
本音…2人でテッペンとる(?)
願い…恭次に置いていかれたくない?→恭次に自分を殺してほしい(断罪してほしい)
ころ、して、ほし………ぃ

………………
………………
………………
……

ヴァッ‼️

ま、まぁ最終的な死因は龍馬(なんか最期龍馬  呼びじゃなかった?同一視出来なくなった?)に切られたことですし……みんな置いていかれることなく死ねたから𝓗𝓪𝓹𝓹𝔂 𝓮𝓷𝓭…♡(なんかこいつ4年前も同じこと言ってたな)

𝓟𝓢𝓨𝓒𝓗𝓞-𝓟𝓐𝓢𝓢 𝓥𝓲𝓻𝓽𝓾𝓮 𝓪𝓷𝓭 𝓥𝓲𝓬𝓮 ←なんか可愛い

PPVVの話は置いておいて、ソワレのアフトで『今回出なかった薄ミュメンバー、秋人とか純矢とか集まってまた何かやりたいね』みたいな話で、(琢磨さんと純矢さんの共演また観た〜い🤗)って一瞬思ったけれど、そもそも「薄ミュメンバー」であることが前提条件感あったので、アフト中によく話題に上がってた「10年後もまた集まりたい」に座長だとしても入っていないって受け取ってしまってなんだか疎外感感じて興醒めしまった。
座長じゃなかったらこんなにモヤモヤしなかったのかな…(「薄ミュ分からないけれど共演エモ〜い!」で片付けられない人間)


後で書きたいこと(眠い。明日ビバラだし)
・「運命」のターニングポイント(映画&舞台)(「令和にいたままでも大友は村田を殺していた」という音声ガイドの話を踏まえて)
・太陽の龍馬&村田と月?夜?の大友兄妹。一平の孤独。捨てたから孤独?孤独だと分かったから捨てた?
・若松と一平の対比
・正体を偽っていた村田と自分の心を偽っていた小夜
・若松の右目が潰れているのは一平のボツ案?
・桜吹雪より花火って感じの命の散らし方では?
↑なんかサザエさんの予告みたい。じゃんけんぽん。

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