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シルクロードS/根岸S 両レースを制覇したブロードアピール

今週末は、シルクロードS と 根岸S 2つのGⅢレースがありました。
JRAの公式競馬エンタメサイト「JRA FUN」のTwitterアカウントでそれに関連するツイートがありました。

根岸S といえば、ブロードアピール。ブロードアピールといえば、根岸S。と言われる程、2000年の根岸Sは豪快な末脚であまりにも有名ですが、同じ年に シルクロードS を制覇してたのは、意外と知られて無いかも知れません。
YouTubeのJRA公式チャンネルでは、今回の2つのGⅢレースを勝ったブロードアピールの動画がアップされてました。
生涯成績は、
36戦13勝(海外・地方4戦1勝含む)で中央の重賞を5勝しています。今回はその5つのレースがアップされていたのでその動画を時系列で観ていきたいと思います。

1.2000年 シルクロードS(GⅢ)

デビュー戦から数えて17戦目。重賞挑戦は10戦目。それまで1200〜1600mの芝の重賞に出走し、2着3回、3着1回と惜しいレースはあるものの勝つ事は出来ませんでした。
2000/01/30 京都牝馬特別 GⅢ 8着
から一週間後、
2000/02/06 シルクロードS GⅢ 芝1200m 雨/不良
4番人気での挑戦です。(1番人気はタイキダイヤ)

不良馬場にも関わらず末脚(ラスト3ハロン34.5秒)を活かし見事な重賞初勝利です。

この後7戦し、
2000/05/14 栗東S ダ1200m
のオープンレースの勝利はあるものの重賞勝利には至りません。

2.2000年 根岸S(GⅢ)

2000/10/01 スプリンターS G1 芝1200m 4着
2000/10/28 スワンS GⅡ 芝1400m 4着
から二週間後の25戦目。

2000/11/12 根岸S GⅢ ダ1200m
単勝2.8倍の1番人気に支持されての挑戦です。

最後方から凄まじい末脚(ラスト3ハロン34.3)での見事な差し切りです。この豪脚は今や伝説となり、根岸S で検索するとYouTubeでもネットでも良く出てきます。
この第14回で11月、ダート1200mとしては最後の根岸Sとなりました。
ブロードアピールが2000年に制覇した シルクロードS と 根岸S の二つの重賞レースが今年は同じ日に行われました。

3.2001年 プロキオンS

29戦目
2001/06/17 プロキオンS GⅢ ダ1400m
単勝1.7の圧倒的な支持の1番人気での出走。

4.2001年 シリウスS

31戦目
2001/09/29 シリウスS GⅢ ダ1400
単勝1.7倍でこちらも1番人気。

5.2002年 ガーネットS

34戦目、2002年となり8歳になったブロードアピール。
2002/01/06 ガーネットS GⅢ ダ1200m
単勝2.0の1番人気。

このレースでJRA史上初となる8歳牝馬による重賞制覇となりました。
この後、
ドバイの「ドバイGS G1 ダ直 1200m」に挑戦、5着入線を果たします。
このレースを最後にブロードアピールは引退します。

6.2000年 根岸S(カンテレ競馬版)

最後にカンテレ競馬 公式チャンネルの根岸Sを観たいと思います。
早口で情報多めの青島達也アナウンサーの名実況です。

「外から飛んで来たブロードアピール、外からブロードアピール、オレンジの帽子が飛んで来た。しかし、前まではまだ5、6馬身以上ある。200を通過した。先頭はエイシンサンルイス突き抜けた。2番手は⁉︎...凄い脚!ブロードアピール!!3番手、2番手、前に...届くか、届くか、届くか、届くか、届いた!届いた!!差し切り勝ち凄い脚だ!ブロードアピール、ダート3戦3勝快勝!」

今回は、記憶に残る根岸Sとそれだけでは無いブロードアピールの凄さを再認識出来る良い機会になりました。

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