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【株式会社funakuのはじめの一歩#6】リサーチを終えて…。自分たちが見つけた塩竈

〈登場人物紹介〉

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funakuの初めての地方創生事業。
塩竃プロジェクトのリサーチを任されたインターン生2人。
前回は、街頭インタビューを行うため、実際に塩竃に訪れていた。
地域の方々と話す様子については、前回の記事を見てもらいたい。
本記事では、インタビューを通して感じたことをまとめていく。

実際に塩竈へ行くことで感じたこと

①明確な「不」を持っている人は少ない
住民自身が明確に解決したい課題を持っているケースは多くないのかもしれないと感じた。
「なにか困っていることはありますか?」「不便だと感じることは何ですか?」といった、不の側面に迫る質問をしてみたが、すぐに答えが返ってくることは少なかったから。
地域に課題があっても、それが直接住民の生活に影響を与えていることはあまりないのかもしれない。
現状のままが幸せだと感じる住民も多い可能性があると気付かされた。
②塩竈を若い世代に伝えたいという想いが強い
地域の人にお話を伺う中で、「若い世代と話せるのが嬉しい」と何度も言ってもらえた。
また、昔の地域の写真や盛り上がっていた時の様子を楽しそうに話してくださった。
「地域への誇り」と、「それを若い世代に伝えたいという想い」が強く伝わってきた。
③若者には「塩竈でなければいけない理由」が届きにくいのかもしれない
インタビューしたうち、若い世代の人は他の地域と比較して塩竈を捉えるような話が多かった。例えば、「〇〇地域みたいにお店がない」といったものだ。
サンプル数が多くないため断言はできないが、若い世代には、「塩竈ならでは」の部分が届きにくいのかもしれない。


リサーチの終着点
リサーチの目的は、塩竈を知る・理解すること。
そのために、「塩竃の人達でさえ見つけられていない塩竃を見つける」を掲げ、リサーチを行ってきた。

結論、インターン生の2人が塩竈に関して新たに見出したのは、以下の通りである。

funakuのメンバー (9)

「地域に対する誇り」
「若い世代に伝承したいという想い」
「若い世代に届きにくという状況」
「子供を見守るような本来の温かい土地柄」

得た様々な情報から、もっと大人と子供同士で想いを共有できる場が作れたら良いと感じる。
これが、インターン生2人がリサーチを通して出した結論だ。


結論を出したことに意味がある
リサーチの結論を、定例ミーティングで共有する。

共有に対し、悠介さんからはこのようにコメントがあった。

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ここからはプロジェクトの内容を固めていく段階だ。
ずっと曖昧なものを追いかけていて、苦しくなることも沢山あった。
だからこそ、遠回りをしても、自分たちなりの結論を出せたことがよかった。

リサーチ自体は一旦終了するが、これからももっと塩竈のことを知っていきたいし、その上でfunakuという存在として地域に馴染んでいきたい。

プロジェクトの骨組みができていくのはこれから。
ここからが本番。
地域のためにできることをfunakuらしく創っていくこれからが楽しみだ。

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