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セイのカクリツ:「多様“性”」に満ちた未来をいきる

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太古の時代、生物の「性」は一つのみであり、細胞分裂や株分けで自分のクローン体を増やすだけだった。そこから「メス」と「オス」に分化し、遺伝子交換によって生殖するようになったのは「多… もっと読む
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2015年12月の記事一覧

女子校出身者、男子校出身者の特徴を考えてみました

先日、ある女性と話していて、僕が「女子校出身ですか?」と質問したら、「そうです。でも、どうしてわかったんですか?」と言われました。

そうですよね。どうして僕はわかったんでしょう。ちょっと考えてみました。

まず最初に思うのは、女子校出身者と対面していると、彼女と僕の間の空気がどこかピリピリと緊張しているんです。

これ、例えば僕が店員であったり、上司であったり、同僚であったりと、どんな関係であっ

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日本の女子教育失敗の歴史

SYNODOSさんに掲載された「日本の女子教育の課題ははっきりしている」の追記Part2です。もう一度日本の女子教育の課題を要約すると、中等教育では質・量ともに優れているが、①教育段階が上がるほど女性が少なくなる、②女子大生がSTEM系の専攻を避けてしまっている、③そしてトップスクールの女子学生比率が低い、という3点になります。ところで、教育段階が上がるほど女性が少なくなるというのは一体いつ頃から

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日本のエリート女子大生・世界のエリート女子大生

SYNODOSさんに掲載された「日本の女子教育の課題ははっきりしている」の追記Part1です。記事のキーポイントは、①日本の女性の大学・院進学率は低い、②日本の女性のSTEM系進学率は低い、③日本の女性の基礎的な人的資本は優れている→④それが労働参加に結びついていない→⑤高度な人的資本を備えた日本人女性は不足している、という辺りになります。記事では①日本の女性の学部・院進学率が低い、②STEM系へ

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「女性を性的に扱うこと」を巡る議論はなぜいつも平行線になってしまうのか

おっぱい募金にしろ、のうりんポスターにしろ、「女性を性的に扱うコンテンツ」に関する議論が噛み合わずいつも平行線になってしまうのは、「今この国で性的な表象(特に女性の)をどう扱うか」という問題の難しさ、その本質を浮き彫りにしているなあと思う。

というのも、まず大前提として「女性の体を客体として消費すること(A)」それ自体は、本来ならいいことでも悪いことでもないニュートラルな事象にすぎないと俺は思う

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男性と女性のロマンティックは違うのでは?

先日、電車の広告でいろんな男性がたくさんいる写真があったんですね。

その中の一人が花束を抱えていまして、妻がその写真を見て、「私、付き合うんだったらこの人かな」って言ったんです。

理由は「なんか男性が花束を抱えているっていうだけでカッコよく見える」のだそうです。

これ、すごく「女性らしい発想」だと思いませんか?

逆に男性として、「お花を持っている女性」は素敵だとは思うけど、それが「お花」じ

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