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セイのカクリツ:「多様“性”」に満ちた未来をいきる

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太古の時代、生物の「性」は一つのみであり、細胞分裂や株分けで自分のクローン体を増やすだけだった。そこから「メス」と「オス」に分化し、遺伝子交換によって生殖するようになったのは「多… もっと読む
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2018年6月の記事一覧

マイノリティを自認できる人は、みんな強いし美しいと思う。

マイノリティを自認できる人は、みんな強いし美しいと思う。

こんにちは、ハヤカワ五味です。

今日は思うところがあり、先日、TOKYO MXのモーニングクロスにてお話したことをnoteにまとめてみようと思います。
(ちなみにクロスは毎月1回出演しておりますので、是非見てね!)

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6月はプライド月間です。プライド月間のプライドとは、うまく説明ができなかったのでwikipediaの言葉を借りるのであれば

ゲイ・プライド(英語: gay

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「女装男子」から見る女の記号性について

「女装男子」から見る女の記号性について

先日、AV監督の二村ヒトシさんにお誘いいただき「女装と女子会」に参加してきた。

https://twitter.com/salon_RAAR/status/988607065701560320
これは女装することが好きな男性=女装男子と、女装男子のことが好きな女性が出会うためのパーティーである。
参加者は総勢110名。パートナーを見つけたい、女装男子の友達がほしい、さまざまな動機のもと男女(外見

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「イクメン」という言葉がもたらす弊害について

「イクメン」という言葉がもたらす弊害について

「イクメン」という言葉に、人々はどんな印象を持っているだろうか。

育児に積極的に参加し、子煩悩な父親?
共働き・男女平等に邁進する、新しいタイプの男性?
バリバリ働き、家庭も大事にする、スーパーパパ?

厚生労働省の公式HPには、「イクメンとは、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと。」と定義されている。
確かに、出始めの頃の「イクメン」という言葉には、若い世代の新しい生き方を尊重する、肯

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「逃げていいよ」と、こどもに教えるつもりだ

「逃げていいよ」と、こどもに教えるつもりだ

「あなたはそういう風に、逃げて生きてきたんでしょ。」

最近、奥さんに言われたセリフだ。

私の息子は2歳にもなっていないが、幼児教室に通っている。

奥さんが教育本を10冊くらい読んだ結果、行かせたいと言い始めたことが通うキッカケになった。

教室ではこどもをイスに座らせ、文字や数字を読んだり線を引いたりする練習を何度何度もする。

最初は全然できなかったが、最近では文字や数字がちょっぴり読める

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先回りした心配は優しさではない

先回りした心配は優しさではない

ここ数年ずっと語られている『女性活躍』という言葉。

どうすれば女性がもっと働きやすく、仕事と家庭の二項対立にならず納得いくキャリアを形成していけるのかという問題は、当事者としても関心の強いテーマでもあります。

そんな中、今週からNewsPicksで『クリエイティブ・ウーマン』という新特集が始まりました。

中でも昨日公開されたユナイテッドアローズの執行役員である山崎さんの言葉には、まさに!と膝

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