マガジンのカバー画像

セイのカクリツ:「多様“性”」に満ちた未来をいきる

975
太古の時代、生物の「性」は一つのみであり、細胞分裂や株分けで自分のクローン体を増やすだけだった。そこから「メス」と「オス」に分化し、遺伝子交換によって生殖するようになったのは「多… もっと読む
運営しているクリエイター

2018年7月の記事一覧

「障害受容」という言葉の身勝手さ

「障害受容」という言葉の身勝手さ

今日は仕事にて専門家の方々とディスカッションをする会。多方面からアドバイスをくださる方々がいることがものすごく心強い。「中」にいるとその中でしか考えられなくなるから、定期的に「外」から違和感を言ってもらえることは超大事。対等に、よりよくするための議論を、まっすぐできる、そういう関係性はわたしをいつも救う。

終了後にお茶をしている時に、「障害受容」という言葉の身勝手さについて話した。
思い出し

もっとみる
「生産性のない人たちの支援は後回しだ」とかいうスーパーむかつく思想との戦い方

「生産性のない人たちの支援は後回しだ」とかいうスーパーむかつく思想との戦い方

どうも。31歳という、世間的に言えば産み盛り・育て盛りの年齢でありながら未婚子無しなので日本の少子化対策になんら貢献していない、ついでにいえば収入が低く納税額は微々たるもの故東京都の発展にもたぶんほとんど寄与していない、軍国的な意味においての“生産性”が著しく低い東京都民のライター、小池です。

自民党の杉田水脈議員(衆議院比例中国ブロック)の発言・思想が大変話題になっているようです。話題になった

もっとみる
おっさんとは「想像力を失った人」のこと

おっさんとは「想像力を失った人」のこと

「やる気あり美」の太田尚樹くんと、編み物作家でLIFE KNIT理事の横山起也さんと、この秋に成蹊高校で行うダイバーシティについてのトークイベントの打ち合わせに。

会話の途中、太田くんが「"おっさん"とは想像力を失った人のことだと思うねん」と言った。

「相手がどうしたら気持ちよく過ごせるかとか、自分とは背景の異なる種類の人間がどんな風に生きているか、何を思うかについて考えるだけの想像力と、”わ

もっとみる
性別とはなんなのか?

性別とはなんなのか?

日本にいた頃「なんで私は女に生まれたんだろう」と思うことが多かった。
幼稚園からそう思っていた。ちなみに男性になりたいわけでは無い。

好きなものや趣味が男性的(この表現もどうかと思う)なので、どうしても男性が多いコミュニティにいる事になった。

私の部屋に入った友人の感想は、だいたい「男の部屋と女の部屋が混ざっている」と言っていた。
よく言えばユニセックスなのだろうけど、一部屋は男の部屋、一部屋

もっとみる