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2019年4月の記事一覧
日本では、強い女の子は圧倒的に損なのだ。なぜか?――『三つ編み』レビュー(佐々涼子 ノンフィクション・ライター)
(書影はAmazonにリンクしています)
早川書房より好評発売中の『三つ編み』(レティシア・コロンバニ/齋藤可津子訳)。理不尽な人生に立ち向かう3人の女性たちを描き、フランスで100万部突破したベストセラーを、ノンフィクションライターの佐々涼子さんがレビューします。
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日本では、強い女の子は圧倒的に損なのだ。なぜか?佐々涼子
レビューを書く前に、ごくごく個人的な話をすると、私
「ジェンダーバイアスのかかった漫画は滅びればいい」のか?備忘録、雑感など
この件、noteにノロノロとまとめている間に沈静化してしまった感もあるのですが、せっかくなので公開しておきます。
少女漫画の現状に一石を投じる人がいる。今年で漫画家デビュー35周年を迎え、『マーガレット』(集英社)などで数々の革新的な少女漫画を発表してきた楠本まきさんだ。現在、漫画月刊誌『ココハナ』(集英社)で連載中の「赤白つるばみ・裏」で、登場人物に「ジェンダーバイアス※のかかった漫画は滅び
障害はパステルグラデーション【5分で読めます】
障害はある・なしではなく,
連続したグラデーションの様になっていると考えられています。
「グレーゾーン」という言葉もありますが,
障害がはっきりとある人を黒,
障害がまったくない人を白として,
その中間層にいる人たちをグレーとしています。
白,黒,グレーって,犯人みたいで嫌だなという
ご意見もたくさんありますね。
私が作成したこの図にも,
障害が非常に濃い群と,
障害の色が薄い群を両極にしてい
「子の同意があったかもしれないから近親カンは無罪でも不思議じゃない」という暴論に「親とセックスしたい子なんているわけない」と反論してはいけない理由
実父から性的虐待を受けたことについて裁判を起こしたところ、父親からの暴力は抵抗を不能にするほどではなかったから無罪、という判決が出てしまった。
そういうニュースが流れました。
この件に関し、多くの声は「裁判ひどい!」というものでしたが、
「子どもにも性的自己決定権があるから、親と近親相姦したい子供の人権も守るべき」という声が上がって、
今度はそれに対し「親とセックスしたい子なんて普通いない」「そ
「日本の男性は、女性が下でいて欲しいと思ってた」に答えました、と4月13日の日記
【質問】
いつも林さんの記事や本を楽しみにしております40代女性です。 先日の、「モテる女性特集で足りないこと」を読んで感想を書きたくなり、Twitterで林さんに送ってみましたがちゃんと届いたかどうかわからなかったので、こちらにも書きます。
林さんはこの記事で、「仕事と趣味の話が出来る女性はモテる」と言われてましたが、私はこれまで、多くの人から「一番モテるのはメンヘラ」と聞いてきました。男性
虹色に塗りつぶされていくファッション
この記事での主張はあくまでダイバーシティの推進や差別の撲滅といった価値観の政治利用/利益利用がファッションというフィールドにまで入り込み、そのカルチャーの自由を蝕んでいることに対して危険だと主張しているもので、マイノリティに対する差別に対して賛同するものや、ダイバーシティが世にとって不必要な価値観である、というものではありません。よく読めばわかると思いますが、分量が多いので先に記載しておきます。
もっとみる楠本まき「赤白つるばみ・裏」を読んだ。~「ジェンダーバイアスはなくなった方がいい」とは、どう語られたのか~
この一文を読んだとき、心の中では正座して傾聴している自分がいました。
(前略)少女漫画でデビューして、描いてきた身としては、主に女性の作家が描き、主に女性の編集者が作っている雑誌が、主に少女である読者にジェンダーステレオタイプを刷り込む、というのは、とても悲惨で、許しがたい構造だと思う。少女漫画は、もっと少女の考え方や生き方を自由にするものでなければ、それは少女に対する裏切りではないか。たかが漫
多様性って「みんななかよく」じゃなくて「みんないてよし」だよねって話
こどもの頃から「みんな」が苦手だった。
同じクラスだから「友達」、みんな仲良くしましょう。という価値観にぜんぜんピンとこなくて「いや、人によるわ」と思ってしまう。
今なら、同じ地域に住んでいる同い歳というだけでたまたま集まった30人くらいの中に気があう人とあわない人がいるのは当たり前で、気があう人がひとりもいなかったとしても仕方ないと思う。
でも、子どもにとって学校の先生の言うことは「正しい
他人を責めない社会は生きやすいか
こんにちは。
以下に、日本のサービス業の人の大変さを書きました。
「完璧なサービス」を求められる日本で生きるのは、大変です。
では、サービスが割とテキトーな東南アジアなら、人は生きやすいんでしょうか?
<読者対象>
「日本が苦しいな」と思っている人は、東南アジアにきたら生きやすくなるんでしょうか? 実際に東南アジアで起きていることをお話しします。
結論から言えば、身もふたもないようですが
クラランスも挑むZ世代向け共感マーケティング。エシカル、ヘルシー、自己肯定が鍵
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2019年1~3月までの数ヶ月のうちに、クラランスをはじめ、世界の大手化粧品会社が次々と新商品やスマート店舗を発表した。共通するのは、1990年代後半から200