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マネーの哲学:「お金」と清く正しく美しく向き合う知性

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全ての物質は時間と共にやがて朽ちる。しかし、増減こそすれど価値まで失わない「お金」は、「複利」と並ぶ人類史上最大の発明品といわれる。 20世紀初頭に「自由貨幣」を提唱したドイツの… もっと読む
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2018年2月の記事一覧

音楽とお金とファン

音楽とお金とファン

岡崎体育くんのファンクラブ運営を巡る騒動(めんどくさいので、ここには書きません興味ある方はググって調べてください)を横目に見ながら、コレはくるりのファンクラブの今後のあり方のことも、いろいろ考えないとなぁと思う次第。

岡崎体育くんは、ストイックな宅録青年かつ優れたアイデアマン、そして良い意味で目立ちたがりで、頭もいいので、虎視眈々と色んなことを狙ってると思う。そして誰もやってないことで何かをひっ

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中学生の僕が文化祭にスポンサーを付けた話

中学生の僕が文化祭にスポンサーを付けた話

こんにちは。口だけの意識高い系。

こんにちは。いい学校に入ることが全てだと言う先生。

こんにちは。変化の時代について行けない親。

こんにちは。僕の尊敬する大人。あなた達のお陰で僕は追いつき、越せるね。

「遠足の行き先決めていいよ」僕達の学校は変わってる。

2ヶ月後の遠足の行き先が決まってない。

勿論これは先生のミスじゃなくて、「いまみらい科」っていう授業の一貫のうち。

他には「漬物を

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なぜ、人はストーリーにお金を出すのか?

なぜ、人はストーリーにお金を出すのか?

あれは、大学生のときに、 見城徹さんの『編集者という病い』をよんで、 『太陽の季節』という石原慎太郎さんの小説があることを知った。一緒に仕事をするため本を全文暗唱したというストーリーに感動して試しに読んでみようと思い、普段は足を運ばない書店で本を買った。

小説をなかなか読まない自分にとっては、生きた世代が異なる本を読んで共感するのは正直なところ困難なことだと思っていた。

しかし、読み終わっ

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1000万円より20万円をきちっと働かせる金の地頭力

自分でビジネスをやってほんとによかったのは、お金を使う機会をたくさん得た事だと思う。

お金を得る事より、お金を払う事の方がビジネスでは重要だ。

もちろん入ってくるお金を増やすことがビジネスの目的なのだけど、その前にどうしてもお金を支払う必要が出てくるし、そこでどういうふうにお金を動かすのかが何より重要なポイントになってくる。

起業するのに貯金は必要ないというのが私の持論。
貯金するよりクレジ

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お金2.0図解

お金2.0図解

どうも、きょんです。

今回はリクエストをいただいたので『お金2.0』を図解してみました!サピエンス全史よりスライド多くなってしまったのですが(笑)、参考がてらご覧いただければと思います。

非常に内容が濃く、「お金」や「経済」の見方や捉え方が大きく変わり、衝撃を受けました。この内容は、未来の教養として、普遍性を帯びている素晴らしいものだと思います。一度読んだだけではその中身の本質に辿り着くのは難

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note通貨とnoteフリーペーパー

note通貨とnoteフリーペーパー

#noteをグロース

noteが始まったばかりの頃に、社長の加藤貞顕さんに、「どうして最小が100円なんですか?」って聞いたんですね。

そしたら、クレジットだか銀行だかの最小単位が100円だからという答えだったんです(加藤さん、違ってたらすいません…)。

それを解消する方法を考えました。

まず「note通貨」という概念のお金を作るんですね。

で、noteで自分の記事を買ってもらったりサポ

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クラウドファンディングの「勝敗の95%」は、始める前に決まっている

クラウドファンディングの「勝敗の95%」は、始める前に決まっている

2016年に、実兄が作った個人向けレーザーカッターという超マニアックなプロダクトをクラウドファンディング(以下、CF)して、過去最高額(当時)の6,011万円の支援を得ました。
モノづくりが、変わる。5万円台のレーザー加工機 FABOOL

もう既に兄の会社からは離れていますが、未だにそのノウハウや勘所を聞かれることがあります。

たしかにググってみても実際にやった人の目線からまとめている情報がほ

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