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Sports2.0:アスリート×ビジネスが社会を変える

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スポーツ(sport)の語源は「持ち去る」「働かない」を指すラテン語“deportare”が変化した、「気晴らし」を表す古仏語“desporter”にあるという。技能を競う身体活… もっと読む
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記事一覧

『なぜ超一流アスリートはジョーダンの真似をしないのか?』大谷翔平とマイケル・ジョーダンとタイガー・ウッズ

『なぜ超一流アスリートはジョーダンの真似をしないのか?』大谷翔平とマイケル・ジョーダンとタイガー・ウッズ

俺らの大谷翔平と、スポーツブランドのNew Balanceが発表したパーソナルロゴ(大谷翔平シグネチャーロゴ)について、どうなんだ?と考察欲が止まらないので吐き出してみたいと思います。

前提の整理まず大前提として「大谷翔平だから何したって(どんなロゴ作ったって)どっちにしろ大谷翔平」という意味不明なことを言いたいと思いますが、つまり何したって注目は集められると思うので、「(純粋に)ブランディング

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スポーツも学ぶことも、楽しめばよい

アメフトの監督が、選手に命じて相手チームの選手を意図的にケガさせるような行為を働いた事件があった。その直後、命じられた選手は慟哭してる様子が映されていた。本来、楽しいから始めたはずのスポーツなのに、勝つためなら望まぬことにも手を染める、倒錯した世界に。実におかしな話。

それが勝負の世界だ、とされてきた。勝つためなら汚い手段でもとらねばならない、とまでいう人も。でも、そんなスポーツ界に衝撃を与える

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「スポーツ」観戦してたらアスリートキャリア支援に思考が跳んだという週末の話【キャリコンサロン編集部】

「スポーツ」観戦してたらアスリートキャリア支援に思考が跳んだという週末の話【キャリコンサロン編集部】

皆さん、こんにちは。
じゅんじ@50歳からのキャリアコンサルタント です。

キャリアコンサルタントの世界をnoteで明るく楽しく共有させていただいてます。

キャリアコンサルタントのコミュニティ「キャリコンサロン」のnoteマガジンに参加しております。

今回のお題は・・・
あれ?

「スポーツ」!

完全に勘違いしてました・・・
ネタの仕込みをしてたのは来週のテーマでした。

という訳で、今週

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室伏広治氏インタビュー抄録

「スポーツ庁の室伏広治長官 (47)は、こんな疑問を投げかける。
「小学生から全国大会をやる必要があるのか」
「真の全国での1番は、高校生や大人になってからではないと選ぶことはできないんじゃないか」
スポーツ行政のトップの言葉は重い。」
220626朝日

「個々に適切なタイミングのトレーニングがある。大人の成功体験小学生に当てはめるのはありえない。体の大きさも違うし、精神もできあがっていない。

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ラグビー選手の安全に貢献するホークアイ

ラグビー選手の安全に貢献するホークアイ

ソニー広報部のRNです。

日本で開催され、日本代表の初めての決勝トーナメント進出もあり、非常に盛り上がった前回のラグビーワールドカップから早4年。今年9月にフランスで開催されるワールドカップも、日本代表の躍進が期待されるところ!……ですが、今回はそんなラグビーで、ソニーのグループ会社Hawk-Eye Innovations(ホークアイ)が提供している、選手の安全に貢献するサービスをご紹介します。

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「育成」は環境や方法も大切だけど、人と人が関わるからこそ中心に来るのはコミュニケーションだと思います。どれだけ良質かで相当な違いが出てくる。そのレベルを上げる要素も多くある。

1つ1つを大切に取り組み、力を付けていく。育成する力を高める。

働く女性もアスリートも、課題は同じ。潮田玲子×辻愛沙子が見出す、ジェンダー問題の解決策

働く女性もアスリートも、課題は同じ。潮田玲子×辻愛沙子が見出す、ジェンダー問題の解決策

この二人の出会いが、スポーツ界と一般社会をより近づけ、それぞれが持つ課題を解消する一歩となるかもしれません。
そう感じさせるのは、元バドミントン日本代表 潮田玲子さんと、“社会派”クリエイティブディレクター 辻愛沙子さん。それぞれ『Woman's ways』と『Ladyknows』というプロジェクトの発起人として、女性が受け入れざるを得なかった「生きづらさ」の解決に取り組んでいます。

「選手と

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32歳で引退したプロ野球選手が一から就職活動した話

32歳で引退したプロ野球選手が一から就職活動した話

はじめに

私はアスリートの引退後のキャリアを充実させることは、スポーツそのものの価値を高めることや、競技人口減少の問題解決に繋がると考えている。なぜなら、スポーツを通じて得た経験や学びをいかし、競技引退後の人生を豊かにすることで、これから、スポーツを始めようとする子供たちや、その親世代の不安を取り除くことができると考えているからだ。
親世代からするとスポーツをやってもその先に何が残るのか。まして

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太田雄貴氏に学ぶ男子新体操普及の道筋

太田雄貴氏に学ぶ男子新体操普及の道筋

先日、スポーツ超会議というコミュニティが主催するセミナーで元フェンシング銀メダリスト・太田雄貴さんのお話を聞きました。

ほとんどの方がお名前をご存知だと思いますが、選手引退後のご活躍をご存知の方はそこまで多くないと思うので、是非こちらからご確認ください↓

フェンシング界に改革をもたらしただけでなく、現在世界のトップでスポーツを引っ張っている太田さんのお話から学んだことを男子新体操に置き換えて考

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マラソンでBCAAを摂取する効果(どういう人が摂取するといいのか)

マラソンでBCAAを摂取する効果(どういう人が摂取するといいのか)

ランナーのサプリメントとしてBCAAが最も有名です。普段摂取するサプリメントから、レース中に摂取する補食・給水・サプリメントとしてもBCAAが含まれた商品がたくさんあります。本当にこんなにBCAA漬けになるくらい摂取した方がよいのでしょうか。

今回はBCAAを摂った方がよい人とそうでもない人、そしてその効果と誤解について書いてゆきます。

1.BCAAの効果1-1.BCAAの効果

国際栄養学会

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外国人観光客にとって日本の「大相撲」はどこが面白いのか考えてみました

外国人観光客にとって日本の「大相撲」はどこが面白いのか考えてみました

両国国技館で大相撲初場所を観戦してきました。

3年前から大相撲のチケットがネットで簡単に取れるようになったので東京で開催される本場所(1月、5月、9月)は毎回見に行くようになりましたが、今回はいつもよりも外国人観光客の姿が目立ちました。

見たところ国技館にいる観客の1割強が外国人観光客という感じで、多くは欧米人の方々ですが、中東系やアジア系の方もいらっしゃいました。

昨年9月あたりから水際対

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なぜ自前で7.4億もするサッカーグラウンドを作ろうと決断したのか。

なぜ自前で7.4億もするサッカーグラウンドを作ろうと決断したのか。

こんにちは。株式会社Amazing Sports Lab Japanの代表でもあり、奈良からJリーグを目指すサッカークラブである奈良クラブの代表でもある、濵田満(戸籍上は濵です)と申します。2月9日(水)にこれまでの人生でたぶん最初で最後となる大きな投資を行うことを発表しました。

とち狂ったレベルの額の借金をし、全額個人で連帯保証人となりサッカーグラウンドを建設する。一体なぜここまでリスクを背負

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ボクが本当に嫌いな「体育会系」な方々の大いなる勘違い。

ボクが本当に嫌いな「体育会系」な方々の大いなる勘違い。

みなさんこんにちは、澤です。

前回の記事も、とてもたくさんの方に読んでいただいてうれしいです!

※「スキ」してる人はボクも好きです!へんてこなアイコン写真がランダムに出ますので、ぜひポチってみてくださいね!

さて、今回のテーマは「体育会系のここが嫌い」って話です。

まずはこの記事。

ボクは昔から「体育会系」ってのが大嫌いです。
その原点は、ボク自身が運動の苦手な子どもだったということから

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上位概念思考の癖

上位概念思考の癖

自身のこだわりやセクショナリズムに陥ることなく、その組織、業界のみならず、日本社会にとってどうすべきか、できる限り上位概念から思考していく癖をつけることは大切だなと思っています。 

いくら崇高な上位概念から思考しても具体に落とし込む時には、現実に即した形にチューニングされるものですが、組織としての上位概念のフィルターを介して各論を検討することの意味は大きいのではないでしょうか。

たどり着く結論

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