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#恋人を喪った安田短歌 の本「安田龍彦は喪われた恋人の夢を見るか?」頒布のお知らせ@5月7日東京文フリ

 皆さん、こんばんは。Ryotaです。

 さて、昨年9月よりTwitterで生み出され続けてきた「恋人を喪った安田短歌」の本を5月7日の文学フリマ東京にて頒布することになりました。

 「恋人を喪った安田短歌」とは、映画『シン・ゴジラ』に登場するキャラクター・安田龍彦(演じているのは今をときめく高橋一生です)が、ゴジラの暴走により恋人を喪ったのではないかという妄想に囚われた者たちが吐き出している二次創作短歌です。

 2016年9月19日に僕が思いつきでハッシュタグ「#恋人を喪った安田短歌」を作って短歌を詠みだしたところ、どんどんと詠み手が増えていき、作品数の総計は2000首をとっくに超えています。

 そんな安田短歌の作品に加え、安田短歌を生み出している詠み手=安田タンカラーの座談会や、安田短歌についての論考、安田短歌から発想された小説を一冊にまとめた「安田龍彦は喪われた恋人の夢を見るか?」を、世に放つことになりました。本当に頭がおかしい。

第二十四回文学フリマ東京

開催日時 2017年5月7日(日) 11:00~17:00(予定)

会場 東京流通センター 第二展示場

東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分


タイトル「安田龍彦は喪われた恋人の夢を見るか?」

A5判50頁超カラー表紙、価格500円予定

オ-53「fromH」にて委託予定。

収録内容

・短歌展(安田タンカラーの精鋭による短歌連作を掲載)

  恋をした十字架の束 by神山六人

  もう一度、無人列車を byヒロセ

  アルピレオの夜明け―新宿駅東口交差点より by森田玲花

  経過記録 by高野アオ

  スイッチング/クロスフェード by海老乃ひと

  「さてどこまでが幻でしょう」 by朝胡

  昨夜未明(抄録) by Ryota

  11桁、春 byまほぴ

  春は散り 夏はまだ来ず by樋辻翠

・安田短歌年表(安田短歌のこれまでの歩みを、『シン・ゴジラ』内の出来事と併記で記したヤバい年表です)

・対談

安田短歌の作り方―Ryota×まほぴ×高野アオ座談会

・論考

『喪われた安田の恋人』という任意のn―果たして『夢小説』とは何なのか? byぐるぐる

安田短歌と〈私性〉ー恋人を喪った安田龍彦とは誰なのか by根本博基

・小説

劇場にて by森本マリ

・参加タンカラープロフィール


 さらに、この本の販売を委託する批評ユニット・ fromHが新たに頒布する「invert vol.4-遺書-」では、安田短歌本の編集を担当してくれた神山六人くんによる論考「三十一文字(みそひともじ)の返信(リプライ)――『#恋人を喪った安田短歌』の狂気と優しさ」が掲載されるようです。詳しくはこちらへ。

 まさか軽い気持ちで始めたたったひとつのハッシュタグからここまでの展開になるとは、誰が想像できましたでしょうか。しかし、どうやら本当に頒布されるらしいので、皆さん、ぜひ安田短歌本を手に取って見てくださいませ。よろしくお願いします!




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