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人間椅子~闇に蠢く~ツアーレポ:2022/9/16大阪公演・2022/9/19東京公演+まとめ

名称:2022年秋のワンマンツアー~闇に蠢く~
期間:2022.9.4(日)~9.19(祝・月)
場所:青森quarter(9/4)ー札幌PennyLane24(9/6)ー仙台ClubJunkBox(9/9)ー博多DrumBe-1(9/12)ー名古屋ElectricLadyLand(9/14)ー大阪umedaTRAD(9/16)ーEX THEATER ROPPONGI(9/19)

各公演のセットリストとMC備忘録、感想、レポらくがきなど。
※音楽の専門的なことは知らん一ファンの個人的な所感なのでご留意されたし。また下手推しのため主に鈴木さんに言及していることが多いです。




大阪公演概要(9/16)

ソールドアウト!
18:30開場。19:15開演。21:45頃終演。天気は晴れ。
オールスタンディング。ハコ前のスペースが狭いため整理番号順に集合時間が設けられていた。入場時に、来場者登録メールの確認あり。ディスクガレージからのもの以外に、ハコ独自の来場者登録もする必要があった。
開演前に清水音泉さんから前説が行われた。さすがの大阪、前説にもオチをつけて場が温まった。まだ歓声原則禁止の時期だったため、叫びたくなった人は御堂筋まで行ってねといったような内容。


大阪公演感想
・鈴木さんのリベンジタコ焼き
・人間椅子検定セトリ

開演前にもうギチギチの前方列に特に知り合いがいた風でもない人が割り込み、場が少しざわついていた。その人は始まる前にどこかへ行ったが何だったのだろう。
セトリに宇宙海賊が入ってたのが嬉しすぎて記憶がほとんど消失している。


大阪公演セットリスト


本編
SE新青年まえがき
鉄格子黙示録
地獄の料理人
表徴の帝国
黄金の夜明け
胡蝶蘭
菊人形の呪い
宇宙海賊
ダンウィッチの怪
黒い太陽
無情のスキャット
蜘蛛の糸
膿物語
幽霊列車
針の山

アンコール1
猟奇が街にやってくる
地獄

アンコール2
どっとはらい



本編


#2地獄の料理人

後MCにて。

二度揚げしていた時もありました。


#5胡蝶蘭
自分だけかもしれないが演奏が何かずっと不安の付き纏う音をしていた。緊張の糸がずっと張り詰めているというか。特に胡蝶蘭でそれを顕著に感じた。


#7宇宙海賊
中間部のギターソロの盛り上がりが凄まじかった。鈴木さんも小ジャンプを繰り返しており、曲後のMCの際には息切れしているのも見受けられた。逆にこれまであまり息切れしている様子を見かけなかったのがおかしい気がしてきた。なぜあれだけ動き回って弾いて歌ってしているのにゼェハァしないのか。


#8ダンウィッチの怪
ダンウィッチの怪で首をスゥと垂れた鈴木さんの額から汗の玉がザバと垂れて消えていった美しさ、忘れられん。

タコ焼きソングだったのかあ。
リベンジタコ焼き。


#10無情のスキャット
イントロでベースの音が外れ仕切り直しになった時のMC。
和「これは最後まで(ミスを)引っ張るやつだから、最初からやり直しましょうか!」
鈴「よく映像であるみたいに、みなさんの記憶から今の部分を"カット"していただいて…」

→和嶋さんが何事もなかったかのように前口上を行う。

鈴木さんの演奏がより一層気合の入ったものになり迫力があった。

✂️。


どっかのMC

・歌詞思い出し

百面相。


大阪公演まとめ

大阪は他の会場よりもキャパが大きく、集まるお客さんの性質も相まってかいついっても大きな盛り上がりを見せている気がする。客席の熱気がステージにも届くのか、他と違うテンションの演奏を見られたり。宇宙海賊のソロは最高だった。ずっと宇宙海賊のソロだったらいいのに。



東京公演概要(9/19)

ソールドアウト!
17:00開場。18:00開演。20:25頃終演。天気は雨、暴風雨。嵐でした。
全席指定。座席ありだと荷物も置けるし気が楽である。開演待ちも辛くない。
雨風があまりに強く吹き飛ばされそうになりながらの開場だったが、終演後はすっかり凪いでおり助かった。嵐を呼ぶバンド、人間椅子。
配信はなし。後にセトリの中から数曲の映像がアルバム『色即是空』の初回特典として収録された。


東京公演感想
・つくづく嵐を呼ぶバンド
・宇宙海賊をありがとう…
・ダンウィッチ回

初めて人間椅子のライブを観たのが2016.4.17のEX THEATERだった。その日も土砂降りの雨が降って不安な気持ちがあった。奇しくも同じ会場で、大荒れの天気。何か初心に帰るような、個人的に思い入れのあるライブとなった。飽きずに、寧ろ熱が増すほどに追いかけてきた6年半が走馬灯のように過ぎり…はしないが、感慨深いものがある。
全公演がソールドアウトとなったのもとても嬉しい。各地、どこも盛り上がりが大きく楽しかった。


東京公演セットリスト

本編
SE新青年まえがき
鉄格子黙示録
侵略者
表徴の帝国
狂気山脈
時間からの影
菊人形の呪い
宇宙海賊
ダンウィッチの怪
黒い太陽
無情のスキャット
蜘蛛の糸
地獄の料理人
天国に結ぶ恋
針の山

アンコール1
宇宙からの色
地獄風景

アンコール2
どっとはらい


東京公演本編


#3表徴の帝国
特典映像を参照いただければ分かるが、Aメロでの鈴木さんの"だるまさんがころんだ"が最高だった。こちらの百面相をいち動作ごとに1ページでアルバムを作って5000万部刷ってください。


#6菊人形の呪い

人間椅子ねぷたが実現した暁には
引き手として参加したい。
うーん残酷絵。


#7宇宙海賊
特典映像内にもバッチリ映っているが、ギターソロ時のフロントお二方ドラム台にちょこんと腰掛けリズム取りが一生かわいかった。こういう場面を見られるからライブ通いはやめられん。ファイナルの大きなステージでちょいと高めのドラム台の上にお三方全てが収まっている。こんなのもう三位一体じゃないですか。ここに国を建てよう。


アンコール2


ノブさんの誕生日前日だったため、ステージ上でお祝いの場が設けられた。フロントお二方からノブさんへのプレゼントは

和嶋さん→野菜(和「農協で買ったよ!」)
鈴木さん→果物(鈴「今年は梨だけじゃなくぶどうもつけたよ」)

誕生日を共に祝えるのはとても嬉しいですね。
ノ「本当はみんなにオレのふんどし見せたいんだけどね〜」
という前置きがあった上での赤フン披露でびっくりした。


東京公演まとめ

9月にツアーがあるとノブさんのお誕生日をお祝いできるのでとても嬉しい。ステージ上でプレゼントのやり取りが行われるのもほっこり。こういうところがぼかぁ好きなんだなぁ。



闇に蠢くツアーまとめ

前回のツアーを退職して観に行ったその次、まだ少し余裕があるしこうなったらやるっきゃねぇ!と無職全通を決めたツアーでした。楽しかったとしか言えんくらいどこも盛り上がったし大いに楽しみました。
コロナ禍後初めて名目のないツアー…レコ発や何かの発売記念などでない…つまりはどんなセトリになるのか予測のつかないツアーだったということもあり、始まる前からワクワクが止まらんかったです。ツアータイトルで予想しようにも、人間椅子の曲は大体が闇に蠢いてるし乱歩でもあるし…と結局何一つ考えがまとまらないまま迎えた初日、そして2カ所目。出ました、趣の異なるセトリ。これだから怖いぜ、人間椅子のツアーは。
ダンウィッチの怪を筆頭に時間からの影、狂気山脈と一晩で聴くには飲み込みきれないのではというラブクラフトセトリが恐ろしかったです。ダンウィッチの怪に至ってはセトリレギュラー曲でずっとハテナ?でした。そんなに放出していいのか、この曲を。


闇に蠢くツアー、MCの備忘録と感想


酩酊の表現力、すごかった。

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