「無職の専業主婦」騒ぎから見える年金構造
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先日、上記のツイートでシェアした1つのWEB記事が、炎上騒ぎになりました。
炎上した理由は、
・「無職の専業主婦」という言葉が、家事・育児に従事する女性を軽視した発言と解釈できた。
・専業主婦から国民年金の保険料を徴収しようとする国の流れに反感が生まれた。
といったところでしょうか。「無職の専業主婦」がパワーワードすぎました。
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国民年金は、そもそも「仕送り方式」です。
今私たちが積み立てている保険料を受け取るのは、将来の私たちではなく、今の受給世代です。
そして私たちが受け取る年金を払うのは、将来の現役世代です。
私が言うまでもなく、日本は少子高齢化にアクセル全開で突き進んでいます。
仮に国民年金がなくならなかったとしても、これからどんどん制度が先細りしていくのは確定した未来です。
よって、国が国民年金を維持・存続していくために取る施策は、以下2つです。
・受給開始年齢を後ろ倒しにする。
・国民年金保険料の納付対象者を拡充する。
つまり「無い袖は振れない」のです。
そして私が言いたいことは、
「お上に頼って文句を垂らすのではなく、自助努力で老後の対策をしなくてはならない事実を直視して、行動に移す必要がある」
ということです。
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